2013年01月26日00:30 カテゴリ書評/画評/品評 標、ついに見ゆ - 中途書評 - 天冥の標 I-VI 小川一水、とてつもない子。 天冥の標 現在VI巻part3。X巻予定 小川一水 初出2010.07.10 (III巻現在); 2011.05.19 IV巻追加 2011.11.27 V巻追加 2012.05.11 VI巻part1追加 2012.08.25 VI巻part2追加 2013.01.26 VI巻part3追加 まいった。これは紹介せざるを得ない。献本いただいたからではもちろんない(II以降はそうしていただいている。Iは購入)。 まだ物語そのものどころか「どんな話」さえわからないのに。 私は無神論者なのに、何かに祈りたい気持ちでいっぱいだ。 どうか、この物語を完結させることなく作者の命を奪ったりしませんように。 そして、その読者である私たちのそれも。 本作「天冥の標」
23日のTBS系「情熱大陸」で、「爆笑問題」田中裕二編に続き、太田光編が放送されていました。その放送の中で、スタッフが太田さんをジュンク堂に連れて行き、お勧めの本を紹介してもらうという箇所があったのですが、太田さんが紹介した本がとても興味深い内容だったので、太田光の推薦文付きでお勧め本を紹介してみたいと思います。 タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)posted with amazlet at 10.05.24カート・ヴォネガット・ジュニア 早川書房 売り上げランキング: 30 Amazon.co.jp で詳細を見る 太田:マスト、今まであった中で最高の物語 われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)posted with amazlet at 10.05.24アイザック・アシモフ 早川書房 売り上げランキング: 211 Amazon.co.jp で詳細を
2009年10月21日06:00 カテゴリ書評/画評/品評iTech (iPhone|iPod Touch)オーナー必携! - #書評_ - iPhone情報整理術 著者より献本御礼。 iPhone情報整理術 堀正岳/ 佐々木正悟 「何匹目のどじょうだよ」と思いつつ読んだら、なんとどじょうどころか大ナマズだった。それも震源地となる大きさ。 iPhone/iPod Touchをお持ちの方、本書を読みながら使ってみて下さい。読了前に元が取れます。まだ持っていない方、本書も入手して下さい。確実に元が取れます。何ならアップデートされたばかりのiMacかMacBookを「母艦」としても購入しても大丈夫、元が取れます。 本書「iPhone情報整理術」は、 iPhone ないし iPod Touch を、コストセンターからプロフィットセンターに変える一冊。そう。本書のノウハウを使えば、iPhoneが「儲
藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも
なんか書評書けと言わんばかりにこの本貰いましたが、まあ私に書かせてもメリットはないかと。ジャーナリストだからタブーないし。 一言でいうと、ひろゆき氏及び2ちゃんねるについて、知りたいことが全部隠されてる本だった。関係者一堂、空気読みすぎ。いつもイチローにくっついてる義田貴士みたいな“安牌インタビュー”は1冊目で十分かと。多くの読者は「知ってて書かない政治家の番記者」じゃなくて、やっぱり立花隆的なものを求めていると思う。 具体的には何かといえば、まあ以下2点が代表的な「編集者は出したいけど本人がOKしないタイトル」だろう。いずれも、ひろゆき氏の天才的なところなので、再現性ある形で書籍にまとめたらベストセラー間違いなしだ。 ①「ひろゆきはなぜ逮捕されないのか」 一部上場企業(ドワンゴ)子会社の取締役を務めているのに報酬ゼロの理由について本書では「貰っても差し押さえられるだけだから」と不敵なコメ
2002年。会社をやめてフリーになったときの話だ。健康保険やら年金やら、サラリーマン時代には意識してなかった諸制度の切り替えを、自分でやるべしという事態になって、けっこうあわてた。 「なんとなく給料から引かれてる税金みたいなもの」ていどの認識でいたところ、それ以降、年金の問題がにわかにクローズアップされた。 菅直人が年金を払ってないとか、それを非難した故筑紫哲也も払ってなかったとか、払ってたらおかしいのに払ってた小泉純一郎の「人生いろいろ」とか、「年金、払え!」というCMに出た江角マキコが未納だったとか。まあ、天引きのサラリーマンからすると、「払わない」という選択肢が存在すること自体が、別世界の話だろうが。 やがて未納の問題から、官僚のダメっぷりに焦点がうつった。「宙に浮いた年金記録」「意味不明の保養所グリーンピア」「視察旅行と称した豪華海外観光旅行」……この何年も、ずっと年金の話題は途切
2009年04月16日20:00 カテゴリ グローバル・マインド 超一流の思考原理 −★【ビジネス書評】 成功者になろう!★− −−本日の 一冊−− −−グローバル・マインド 超一流の思考原理 藤井清孝−− 東大、マッキンゼー、ハーバード、ウォール街、シリコンバレー、ルイ・ヴィトンジャパンと一流のキャリアを歩んできた著者が、「世界で通用する日本人とはどういう人間なのか」を論じた一冊です。 日本の世界経済におけるシェアが10%を割り込み、世界における日本の注目度はどんどん低下し、このままでは日本は世界から相手にされなくなってしまうといいます。 世界経済がグローバル化し、これまでのような「正解」のない世の中に変化しているにも関わらず、日本人は今まで通りに「正解」を追い求めるばかりで、自分で「問題」を定義し「正解」を発見していく能力が圧倒的に不足しています。 実際に日本人で日本市場の後ろ盾なし
2009年04月16日17:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 危機をあおるなデータを使え - 書評 - 「食糧危機」をあおってはいけない 文藝春秋田中様より献本御礼。 「食糧危機」をあおってはいけない 川島博之 実は発売前に献本いただいたのだけど、書評が遅くなったのは「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」を読んだ後に読んでほしい一冊だったから。というわけでお待たせしました。 "Don't panic, use data"の効用を一般的に説いたのが「統計思考力」なら、それを「食糧」に適用したのが本書。知的空腹感を満たすと同時に、情的不安を抑えるという二つの効果抜群の一冊だ。 本書「「食糧危機」をあおってはいけない」は、我々の経済活動のうち、もっとも基本的かつ切実で、それ故に「あおられやすい」食糧に関する疑問一つ一つを、データを駆使して丁寧に解き、説いた一冊。 目次 - 文春のサイ
2009年03月23日09:00 カテゴリAnnouncement書評/画評/品評 「決弾 」、本日発売 実はすでに土曜日から発売されていたようですが、オフィシャルには本日なので。 決弾 小飼弾 / 山路達也 セブンアンドワイ - 本 - 決弾 最適解を見つける思考の技術 オンライン書店ビーケーワン:決弾 最適解を見つける思考の技術 e-hon 本/決弾 最適解を見つける思考の技術/小飼弾/著 山路達也/著 ジュンク堂書店 決弾 決弾: 紀伊國屋書店BookWeb 以下、すでに上がった書評をじゅんくどう、じゃなくて順不同で。 蔵前トラック?: 決弾 最適解を見つける思考の技術 決弾を買った。 - ありの日記 「決断」もとい「決弾」は未来の自分へのスパイス -251 決弾:あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術 決弾 最適解を見つける思考の技術 小飼 弾・山路 達也(著)Make
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