真っ白な紙の上に一本の線を引いてみる。 すっ。 それができたら、もう一本、最初の線より左側に引いてみよう。 すっ。 で、一本目の線を、計画線とでも名づけるとする。この計画線は、決まり事、ルール、常識、規則、秩序、効率性、社会性あるいは防御(守り)、ブンダン主義といった事柄を表すライン。 この一線より右側の部分は、絶対に守らなければいけないことや納得のいかない多数派の考えや意見なども含まれる。裏を返せば、このラインさえ守っていれば、あとは自由。 そして、二本目の線を無計画線と呼ぶことにしよう。この線は、文字通り、無計画、柔軟さ、突発性、衝動、無秩序、非効率、野生、攻撃、原点回帰といった事柄を表す。 この線までは、自分が無計画に動いても大丈夫。ただしそれより先は危険エリア。 この一本目と二本目の線にはさまれたスペースこそが、自由のスペースだ。 皆さんの自由は、どれくらいの広さですか? ▼計画と