プログラムを書くときには等幅フォントを使うのがいいと思いますが、読むときにはプロポーショナルフォントもありだと思います。実際、書体に注目しながらプログラミングに関する書籍を読むと、意外と頻繁にプロポーショナルフォントが使われていることがわかります。 (1) Stroustrup 『プログラミング言語C++』 C++のバイブル、Stroustrup 『プログラミング言語C++』第3版では、コード中の識別子はプロポーショナルフォントのイタリックで印刷されています。曰く、 固定ピッチフォントのコードを見慣れたプログラマには、この表記スタイルは最初は“不自然”に見えるかもしれない。しかし、一般に、テキストの提示方法として、プロポーショナルフォントは固定ピッチフォントよりも優れていると考えられている。プロポーショナルフォントを使えば、非論理的な改行の数も減る。私が試してみたところでも、しばらくすると