人類の存亡をかけた大スケールアニメ「エヴァンゲリオン」の新作が話題となっている。 しかしその「エヴァ」が公開された9月1日に、私はハリウッド映画史上、もっともスケールが小さいのではないかという伝説のアクション映画「北国の帝王」(73年公開)を見ていた。 未だにDVD化されず、せいぜい渋谷のツタヤにビデオが置いてある(しかもいつ行っても貸し出し中で、ようやく借りることができたと思ったらテープが劣化していて、映像はかなりむごたらしい状態だったという。友人談)ぐらい。映画秘宝でも、読者コーナーなどでしょっちゅうDVD化を望む声が上がるほど。しかしいろいろあって、幸運にもクリーンな映像で見ることができた。 実際、この映画は傑作である。もともとは「ゲッタウェイ」「ワイルドバンチ」で有名なペキンパーが企画したもので、その後いろいろあって「ロンゲスト・ヤード」などを手がけた野郎映画の巨匠ロバート・アルド
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