石原慎太郎・東京都知事らが、「政商」とされる水谷建設元会長、水谷功被告=巨額脱税事件で公判中=らと料亭会合を持った際、二千万円の寄付を受けたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していないとして、都内の男性らが、石原知事らを政治資金規正法違反で東京地検に告発状を提出していることが十三日、わかりました。石原知事と水谷被告らが料亭で会合を持ったことやヤミ献金疑惑については「赤旗」日曜版二〇〇六年十二月十日号で指摘していたものです。 告発状によると、石原知事は〇五年九月十四日ころ、東京・銀座の料亭「吉兆」で、糸山英太郎元衆院議員が用意した一千万円、水谷被告と親しい人物が用意した五百万円、石材業者が用意した五百万円の計二千万円を受領。この二千万円は、高級焼酎「森伊蔵」の箱二個に入れられ、糸山氏から石原知事に手渡された、としています。 しかし、この二千万円について石原知事が代表の資金管理団体などの