宝塚歌劇団は22日午後、21日の公演でけがをした宙組トップスター、和央ようかが診断の結果、骨盤骨折で全治1カ月だと発表した。治療に専念させるため公演の残る日程は中止と決めた。 和央は21日の「シアター・ドラマシティ 和央ようかライブショー『W-WING』」(作演出・齋藤吉正)公演第2幕10th Fly WAO!!のフライングの場面で、約2メートルの高さに宙づりになっている際、舞台に落下した。 歌劇団によると宙づり状態で舞台中央に移動中、右手で握っていた装置からつり手が抜けた。落下した際、左腰を強打。反動でさらに頭の左側を打った。 そのまま1曲を歌い、さらに本人は舞台を続けようとしたが、公演をいったん中断。けがの状況から午後8時50分に中止を決めた。 「W-WING」は12月16日から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで始まった公演。29日でシアター・ドラマシティを終え、来年1月4日~