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ブックマーク / pikao.hatenablog.com (3)

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    映画『プロデューサー ジョージ・マーティン 〜ビートルズを完成させた男〜[劇場版]』(監督:フランシス・ハンリー)観賞。★★★★★。 ジョージ・マーティンのインタビューを見ていてとにかく感動したのは、「隙あらばギャグをねじ込もうとする姿勢」だ。この姿勢はビートルズのそれに通じるものであり、彼がプロデューサーだったからこそ、ビートルズは自らの資質を大いに伸ばすことができたのだなあ、と改めて実感させられた。言うまでもなく、こういう姿勢こそがビートルズと凡百のロック・バンドとの最大の違いだったわけで。 ビートルズのプロデューサーに就任する以前のジョージ・マーティンが多数のコメディ・レコードを手掛けていたのは広く知られている事実だが、それがビートルズのプロデュース・ワークに結びついていることをきちんと描いているのはさすがBBC制作という感じ。「Eleanor Rigby」のストリングス・アレンジの

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    throwS
    throwS 2012/10/18
    『ジョージ・マーティンのインタビューを見ていてとにかく感動したのは、「隙あらばギャグをねじ込もうとする姿勢」』隙を作ってでもねじ込もうとする姿勢にも感動するコトがある。
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    映画『あんにょん由美香』(監督:松江哲明)観賞。★★★★★。 ミュージック・マガジンの最新号を読んでいたら、作のサウンドトラックのレビューでこんなことが書いてあった。 アダルト映画への出演が中心だったものの、実は澄んだ心を持っていた彼女の横顔を浮き彫りにしている。 ひでえ言い草だなあ。じゃあアダルト映画に関わっている人間は心が汚れてるっていうのかよ。そもそも、「アダルト映画」ってのも変な言い方で、林由美香について語るんだったら「AV/ピンク映画への出演が中心」と書くべきだろう。こんな短い文でも書き手のお里が知れるってもんだぜ。 と、岡村詩野の駄文に文句をつけたくなるぐらいに、この映画は傑作なのだ。池島ゆたかの『超いんらん やればやるほどいい気持ち』じゃないが、林由美香は近年の日映画界で最も「映画」を体現し続けた女優なわけで、そんな彼女の死に突き動かされるようにして生まれた作には映画

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    throwS
    throwS 2009/07/20
    『ひでえ言い草だなあ。じゃあアダルト映画に関わっている人間は心が汚れてるっていうのかよ』鋭い!
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    映画『自虐の詩』(監督:堤幸彦 原作:業田良家)観賞。★。 笑いも泣かせもヌルすぎる超フニャチン映画。劇中でロシア人娼婦が出てきたから言うわけではないんだが、それこそ『リリア 4-ever』並みの貧乏描写をする覚悟がないんだったら、あの原作を映像化する意味なんてどにもないと思うぞ。こんなもんに金払わせんなよ。4コマ漫画の実写版だったら中野貴雄の『みこすり半劇場』の方が遥かに面白いぜ。 それにしても『赤い文化住宅の初子』の時も感じたんだが、みんなどんどん「貧乏」が描けなっていくなあ、と。こうした事と『ALWAYS 三丁目の夕日』なんかのヒットは相関関係にあると思っていて、そりゃあ映画を作る/観に行けるような人はそこそこマトモな生活をしているだろうから気付いていないのかもしれんけど、「貧困」は決して絵空事や遠い過去の話なんかではないのだ。『リリア 4-ever』を観れば明らかなように、今でもあ

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    throwS
    throwS 2007/11/03
    『「貧困」は決して絵空事や遠い過去の話なんかではない』『業田良家には見えているこうした世界が、堤幸彦には見えていないのだろう』
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