ふとネットを巡回していると「感感俺俺」という言葉が目に入りました。これはご存じの方もいるとは思いますが、18禁ゲーム『誰彼』で使われた迷文としてオタ系のみならず、二重表現を揶揄するネット表現の一つとして広まっています。 ですが、今思うとこの言葉、本当にそこまで代表的になる迷文なのでしょうか? そもそも何でこんな言葉が生まれたのでしょうか? それを今日は考えてゆきたいと思います。ただ、私はこのゲームをやったことがないので、この一部だけ見たものとなっていますのでご了承ください。 はてなキーワードからの引用だと、該当部分は以下のような感じ。 「高子、よく、聞け……。 お前がいま感じている感情は精神的疾患の一種だ。 しずめる方法は俺が知っている。俺に任せろ」 よく使われるのは下の2行。赤の部分が二重表現になっています。たしかに二重表現は文章作成の上で避けたいものではあります。しかしこれ、前半はとも