惑星の楕円軌道の発見は科学革命となった「地球は太陽を中心とする円軌道をまわっている」これは大きな誤解です。この機会に誤解を正してほしい。17世紀の天文学者、ヨハネス・ケプラーは天体の運行に関する膨大な観測結果をまとめて、惑星の運動についての「ケプラーの法則」をまとめました。ケプラーの第一法則は「惑星は太陽を焦点とする楕円軌道で運行する」ことを示しました。 それまでコペルニクスの地動説「太陽を中心とする円軌道で運行」が信じられていたのですが、より精密な観測の科学的な解析により楕円軌道であることが明らかにされました。たかが楕円というなかれ、この成果はのちのニュートンの「万有引力の法則」や「力学」に結びつく、科学革命とも呼べる快挙でした。 また、ケプラーの解析で重要な役割を果たしたものに火星の観測結果もあります。楕円は円がゆがんだものであり、そのゆがみ具合が「離心率」という量となるのです。円は離