イーロン・マスクが、数日の間ツイッターの主役となるのは、お馴染みの光景だ。月曜日、マスクは、「ウクライナとロシアの平和」と称する大構想をツイートし、いつもの光景が展開された。彼は、ロシアによるウクライナの併合地域での国連の監督下での投票の実施、クリミアの「正式なロシアの領土」への承認、ウクライナの「中立」国化などを盛り込んだ提唱を行った。 このマスクによる和平案は、当然のことながら素晴らしい外交手腕と称賛されず、ツイッター上で執拗な批判に晒された。そこで、現世で最も裕福なこの男性は、自分の提唱をオンライン投票にかけて賛否を問うた。結果、60対40という大差で否決された。実際、この騒動の終日になって、マスクの構想を強く支持していたインターネット論壇は、2つだけになっていた。(ロシア政府に買収されているわけでもないのに)ロシア政府に同調している人々。そして、特異な主張(「核戦争を避けねばならな
![アンドルー・ポター「インテリは穿った見方をするあまり、ウクライナ情勢で奇怪なことを言ってしまう」(2022年10月6日)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/529bfb6c6f730a1318ff387d7d09b8ce09cde69d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi0.wp.com%2Fecon101.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F05%2F1a3a99fe-4ccb-4523-885f-8cd50aa82999_4608x3072.webp%3Ffit%3D1200%252C800%26ssl%3D1)