さらに本社の人事部をみると、個人情報にアクセスする個人を特定し、その人以外はアクセス不可という厳しいアクセスコントロールがあった。最近問題になったスマートフォンからの情報漏えい防止も完璧に機能していた。 ところが、その特定のアクセスができるPCはガラス張りの部屋の中にあった。出入口のドアに権限者の1人のIDカードがぶら下がり、人事部全員がパスワードを知っていたのである。 また従業員の7割が勤務する工場の5階建てビルにも伺った。ビルは管理部署や修理部門、そして設計部門もある。ここではA社長が自慢していたドア指紋認証システムが稼働していた。全ての階の出入口に指紋認証ドアが設置されている。 しかし、5カ所のうち4カ所が開いていた。その理由はECOと経費倹約のためエアコンの設定温度を高めにしていたら室温が上昇し、暑くてドアを解放していたのだという。 さらに、本部から車で1時間ほどの営業店を訪問した
多数のインターネット企業が欧州の拠点を構えるのがアイルランドだ。北海道とほぼ同じ面積の小国ながら、ビッグデータの利活用とセキュリティやプライバシーなどにおける取り組みが注目されている。 スノーデン事件などを受けて、2014年5月に米国政府が公表したビッグデータ報告書(関連PDF)では、国境を超えたビッグデータ利用にの関する問題点が指摘されている。欧州連合(EU)諸国の中でグローバルICT企業の拠点が集中するアイルランドでは、どのような取組みが行われているのだろうか。 経済の成長エンジンとして注目されるビッグデータのイノベーション アイルランドは、北海道とほぼ同じ国土面積を有し、人口は約460万人、GDP2107億ドル(2012年)の国である。アイルランド政府が低い法人税率(12.5%)や積極的な研究開発投資支援策(例えば25%の研究開発税額控除)、高等教育制度の整備などを通じて、海外ハイテ
ここまで、さまざまな「Windows Embedded 8.1」の活用方法を紹介してきた。今回では、このOSを適切に管理する方法を紹介する。 Windows Embedded 8.1クライアント管理の必要性 これまで、「Windows Embedded 8.1 Industry Enterprise」(以下、Windows Embedded 8.1)の製品としての特長や、実際に利用するシーンでのシナリオについて紹介してきた。Windows Embedded 8.1の特長がビジネスのニーズに合致し、実際にWindows Embedded 8.1を企業内への導入する場合、IT管理者としては「従来のWindows OSと異なるEmbedded OSのクライアントをどのように管理をしていけばよいのだろうか?」という点を懸念するのではないだろうか。 企業内でWindows Embedded 8.1を
日本企業のセキュリティ意識は「水準以下」──経営層が、IT部門が、今すぐすべきこと:「もうIT部門だけの課題でないと知るべき」PwCが提言(1/4 ページ) 日本企業は「役員クラスの情報セキュリティリーダーを置くべきだ」。サイバーセキュリティに関する世界規模のオンライン調査で、日本企業、特に経営層のセキュリティ意識が水準以下であることが分かった。経営層とIT部門は今後、何を考えるべきか、PwCが提言した。 日本企業は「役員クラスの情報セキュリティリーダーが不足」しており、4割以上が「インシデントの発生要因さえ把握できていない」。情報セキュリティ対策が十分な水準に達しておらず、投資意識にもグローバルと格差がある──。プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が、経営層を対象に情報セキュリティと最新のサイバーセキュリティに関する世界規模のオンライン調査をまとめた「グローバル情報セキュリティ調
ここに来て、SIM(Subscriber Identity Module)に関する大きな話題が相次いでいる。一つは米アップルが新型iPadの発売に合わせて「Apple SIM」と呼ぶ、後から書き換え可能なSIMを投入してきたことだ(関連記事:iPad Air 2は順当な進化だが、「Apple SIM」は業界にサプライズ)。米国と英国の一部の通信事業者との短期的な契約に利用できるとされているが、長期的にはアップルが完全に通信事業者を土管化する動きにもつながりかねないと業界に波紋を呼んでいる。 もう一つ、総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正案を公開したことも大きな動きになるだろう(関連記事:SIMロック解除義務化もロック可能期間は事業者に委ねる、総務省のガイドライン改正案)。SIMロック解除に従わない場合は業務改善命令の対象とすることで実効性を確保した。SIMロック解除の義務
紙・カッター・定規・接着剤などを使って組み立てることが可能なロボットが「ZURI 01 Paperbot System」です。複数のパーツを組み合わせることでさまざまなデザインのロボットを作成可能で、距離センサーやサーボモータを搭載、Bluetoothも使われているのでPCやスマートフォンからコントロールすることができます。 ZURI 01 Paperbot System | ZOOBOTICS http://zoobotics.de/project/zuri-01-3/ これがペーパークラフトの四脚ロボット「ZURI 01 Paperbot System」。 パカッと外殻を外してみるとこんな感じ。メインボードにはArduinoを使用しており、距離センサー、Bluetooth、モーターを搭載しています。 ZURIはコンピューターと紙を組み合わせたロボットで、プログラミングも自由に行えます。
マイクロソフトは、iPhone、iPad向け『Word』、『Excel』、『PowerPoint』を日本でも利用可能にしました。ダウンロードは無料ですが、利用にはOffice365のサービスが紐付けられているMicrosoftアカウントが必要です。 従来はグローバルで公開されており、日本のApple IDではダウンロードできませんでした。なお、10月17日に発売された『Office365 Solo』(年額1万2744円)やメーカーから購入したPCに付属している『Office Premium』の有効なライセンスをもつユーザーが対象となりますので、まだ購入していないというユーザーは、先に家電量販店やMicrosoftの直販サイト、Amazonでご購入あれ。 (2014年11月7日1時23分追記) 今回配信されたバージョン1.2(日本ではバージョン1みたいなものですが)では、先日発表されたDro
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く