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  • 財政難に苦しむ野辺山宇宙電波観測所のこれから - 立松健一|論座アーカイブ

    財政難に苦しむ野辺山宇宙電波観測所のこれから 所員は120人から13人へ、それでも45m望遠鏡での研究継続に奮闘 立松健一 国立天文台教授 長野県の八ケ岳山麓にある野辺山宇宙電波観測所は、日の天文学初の国際レベルの大型観測装置を備える観測所として1982年3月に開所した。建設予算総額110億円。それまでの基礎科学予算の最高額であった大型加速器・陽子シンクロトロンの70億円を超えるものであった。以来、数々の発見を成し遂げ、多数の論文を生み出してきた。 その主人公である直径45mの電波望遠鏡は、完成時に世界最大であり、現在は大きさ世界一の座こそ米国のGreen Bank Telescopeに譲ったものの、依然として世界第一線級のミリ波望遠鏡(単一鏡)である。しかし、観測所は財政難により2019年9月末に館・共同利用宿舎を閉鎖し、所員は光熱費削減のため、面積が5分の1の観測棟に移住した。最盛

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    tidei
    tidei 2020/01/20
  • 千曲川流域で277年間、受け継がれてきたこと - 黒沢大陸|論座アーカイブ

    台風19号による大雨で、各地で大きな被害が出ています。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 堤防が決壊して大きな浸水被害を受けた千曲川。その上流域にある長野県の佐久地方では、毎年、2週間後がお盆だというのに8月1日が「墓参りの日」となっています。この地方で育った筆者は、大人になるまで、それが全国的な行事だと思っていました。もちろん地域限定で、江戸時代にあった大水害「戌の満水(いぬのまんすい)」の犠牲者を悼んで始まったものだと伝えられています。270年以上前の水害をきっかけに始まった風習が伝承され、地域全体の行事として今も続いているのです。 寛保2年にあった大水害 戌の満水とは、どんな水害だったのでしょう。 1742年(寛保2年)7月末から8月(旧暦)にかけて台風によるとみられる大雨による水害です。この年は「壬戌(みずのえいぬ)」、江戸

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    tidei 2019/10/19
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