動作観察は、理学療法プロセスの中でも重要な位置を占めています。 対象者の課題を抽出するためには必須の理学療法技術ですが、実習生や若手PTにとっては少し難しく感じられるようです。 この記事では、臨床経験の少ないPTや学生の方々、あるいは医療従事者でない人にも理解できる「動作観察きほんのき」、そのポイントについてご説明したいと思います。 《スポンサーリンク》 1.はじめに…「全体を観て」と言うけれど 2.動作の実用性5つの要素 1)安全性 2)安定性 3)速性(スピード) 4)持久性(耐久性) 5)社会性(外観) 3.すべては患者さんの利益のために 4.さいごに 1.はじめに…「全体を観て」と言うけれど 養成校の教員の先生から、「まず全体を観察してみよう」なんて教えられたことはありませんか? 例えば歩行では… ①最初に、動作の全体の流れをおおまかに観る。 ②次に、歩行時の骨盤や各関節の動きを個
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