ニューヨーク証券取引所やナスダック市場など、ニューヨークの主な金融市場は、ハリケーン「サンディ」の接近を受けて、インターネットでの取り引きを含めた29日のすべての取り引きを取りやめると発表しました。 このうちニューヨーク証券取引所は、市場関係者らの安全を確保する必要があるとして、インターネットの取り引きを含む、週明け29日のすべての取引を休止するとしています。 ニューヨーク証券取引所が休止するのは、同時多発テロ事件が発生した2001年以来、11年ぶりのことで、天候を理由にした休止は1985年以来です。 また、「フェイスブック」などが上場する世界最大のベンチャー企業向け市場の「ナスダック市場」も、安全の確保のため、29日の取り引きを全面的に休止すると発表しました。 一方、原油先物、WTIなど商品先物を取り扱う、ニューヨーク・マーカンタイル取引所は、立会場での取り引きは休止するものの、インター