海上自衛隊佐世保基地の護衛艦の乗組員が、後輩の女性隊員に対するセクハラやパワハラ行為で懲戒免職処分となりました。 処分を受けたのは、護衛艦「ちょうかい」の22歳の男性海士長です。 海士長は去年10月、艦内で後輩の女性隊員2人の太ももや尻を繰り返し触ったほか、うち1人に対し指導名目で平手でヘルメットの上から頭を2回叩きました。 海士長は「コミュニケーションの一環で触ってしまった」とセクハラを認める一方、パワハラについては「注意を促す意図だった」と否認しています。 「ちょうかい」の小圷聖一艦長は「今後、厳正な規律を維持し再発防止に努める」としています。