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ブックマーク / omoshow.blog95.fc2.com (4)

  • KOSC(キングオブショートコント)殿堂入り、江戸むらさき

    江戸むらさきのショートコントにハマっていた時期があった。「どうして?」と聞かれても、答えようがない。とにかく、江戸むらさきのことが、妙に愛しくてたまらない時期があったのである。江戸むらさきはショートコントを得意とするコンビだ。“ショートコントの帝王”と呼ばれていた。実際、それだけの実力はあったと思う。小道具は殆ど使わずに、己の肉体のみを使って、次から次へと四コマ的なコントを披露していく姿は、まさに笑いの千ノック。でも、早口で演っていた記憶はない。むしろ、一のネタを、とても丁寧に演じていた。たまに、極端に短いネタを放り込むことがあったので、ズバズバッと立て続けに披露されている印象が残っただけなのかもしれない。例えば、『取り調べ』というタイトルの後に、ポケットから鳥の模型を取り出して観察して終わり……とか(小道具使ってんじゃん、というツッコミはスルー)。また、短いツッコミでスパッと終わ

  • 『情熱大陸』爆笑問題・田中裕二編マトメ

    五月十六日放送の『情熱大陸』では、爆笑問題の田中裕二にスポットライトを当てたドキュメンタリーが放送されていた。なんでも、今回の放送で『情熱大陸』は放送回数600回目を迎えたとのこと。そこで、過去に番組で取り上げた人たちの今を見てみようというわけで、第4回放送で取り上げられた爆笑問題に、その白羽の矢が立ったということらしい。なるほど。経緯は理解できた。が、だからといって、二週連続で爆笑問題を取り上げるというのは、かなりの冒険である。太田はいい。問題は、田中である。 田中裕二。1965年1月10日、東京都中野区生まれ。日大学芸術学部演劇学科に在籍中、太田光と出会い、1988年3月にお笑いコンビ爆笑問題を結成する。芸人としてはかなりの先輩に当たるダウンタウンの松人志と比較して“西の松・東の太田”と称されるほどの天才芸人、太田のパートナーである田中に対する評判は如何なものなのかか。番組では爆

  • 僕にとっての原点

    志村けんを観て、笑うことがなくなってしまった。子どもの頃、ビデオに録画して何度も見返していた筈の『バカ殿様』も、今では目もくれなくなってしまった。僕が年を取ってしまったために感受性が失われてしまったとか、そういうこともあるのかもしれない。が、それだけが原因ではない。多くの天才たちがそうであったように、日の爆笑王と呼ばれた志村けんもまた、年老いてしまったからだ。志村の全盛期を知っている人間にとって、今の志村を見るのはあまりにも辛い。 此度、そんな志村の全盛とも言える時期の番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』がDVD化されることが発表された。ポニーキャニオンのサイトによると、12月リリース予定のDVDは『変なおじさんBOX』として、翌年1月リリース予定のDVDは『ひとみばあさんBOX』としてリリースされるそうだ。「今こそ最高である」ということを信条としてきた僕だが、これには流石に心を揺さぶられ

  • 批判と反論の話

    ネット上で多く見られる批判に対して、反論を試みている人の多くが、丁寧語を使用しているのが気になって仕方ない今日この頃。あれは恐らく「これは単なるファン(批判者が言うところの“信者”)としての意見ではなく、客観的に感じたことを書いています」というアピールなのだろう。でも、実際のところ、批判している連中にしてみれば、丁寧に書いていようが、感情的に書いていようが、基的には変わらないんだけどね。なにせ連中の多くは書きっぱなしで出しっぱなし、後片付けという言葉を知らないんだから。どんなに丁寧に反論しても、それを読んですらいない可能性だってある。 しかし、そういった批判をしている連中が陶しく感じられるようになってきたので、このところ僕は彼らのことを“信者”に対する“異教徒”と呼ぶべきではないかと提唱してはどうかとコッソリ呼びかけているのだが、どうも流行らない。やはり“信者”という言葉を縮めると“儲

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