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ブックマーク / hagamag.com (4)

  • #02「損得勘定で人を裏切る人間は生きている価値がない」Guest|中村保夫

    芳賀書店三代目がいま会うべき人に話を聞きにいく対談シリーズ。前編に引き続き、“反社会的社会派出版社”東京キララ社の中村保夫と共に、これからの出版界、日文化、神保町について語り合う。 #01「歌舞伎町で学んだ清く正しい“不良”の生き方」はこちら 点の世界から線の世界へ 芳賀 いま中村さんが仰ったように、を教材として捉えるというのはとても大事なことだと思ってます。最近、コンビニからの成人誌撤退が話題になりましたけど、成人誌に関してはそういう教材的な部分が一切ありませんでした。純粋な嗜好品になっていた。だから、撤退もある意味では仕方がないことというのが僕の考えなんです。 中村 たしかにさきほどの不自由の話と繋がりますが、ハードルというのは重要かもしれませんね。コンビニで好きなだけエロが買えるというのは、実際どうなんだろうというところはある。欲を簡単に満たせるということと、自由であるというこ

    #02「損得勘定で人を裏切る人間は生きている価値がない」Guest|中村保夫
  • 第二回「東大出の事件屋・下野順一郎との闘い」

    東京キララ社代表の中村保夫が綴る、バブル期、古書の街・神保町を襲った「侵略者」たちの実態。第二回は事業の失敗に伴う中村家の崩壊、そして、東大出の事件屋、乗っ取り屋である下野順一郎(増尾由太郎)による“乗っ取り”の手口について。 長い悪夢の始まり この連載の第一回が3月20日にアップされてから、ありがたいことに予想を超える多くの方々から応援の言葉をいただいた。いくら事情が事情とは言え、肉親の醜悪な姿を晒すことに葛藤はあったが、そんな僕の背中を押すように様々な縁とタイミングが重なり、30年以上に渡る孤独で壮絶な闘いをやっと公にすることができた。この機会を与えてくれたHAGAZINEには心から感謝している。 HAGAZINEの〆切が迫る3月6日。僕はどうしても外せない用事があって湘南へと向かっていた。4月26日から公開されるドキュメンタリー映画『HOMIE KEI〜チカーノになった日人〜』の取

    第二回「東大出の事件屋・下野順一郎との闘い」
  • #01「歌舞伎町で学んだ清く正しい“不良”の生き方」Guest|中村保夫

    芳賀書店三代目がいま会うべき人に話を聞きにいく対談シリーズ。記念すべき一人目のゲストは“反社会的社会派出版社”東京キララ社の中村保夫代表。共に神保町を拠点とする両名による“不良”的経営論。 神保町を拠点としている出版社は数多く、それぞれの会社に独自のカラーがあり、いずれ劣らぬ魅力的なが毎日のように生み出され続けている。しかし、そんな群雄割拠の神保町においても一際の異彩を放っている出版社といえば、思いつくところは一つしかない。“反社会的社会派出版社”、そう、東京キララ社である。 なにせ会社の特殊顧問があの特殊マンガ家・根敬なのだ。アーカイヴにはチカーノギャングのドキュメンタリーと釣崎清隆の死体写真作品集が並び立ち、さらに最近では異色の文学プロジェクトである『ヴァイナル文學選書』を立ち上げると、息をつく間もなく伝説の雑誌『BURST』の後継誌『BURST GENERATION』を創刊。代表

    #01「歌舞伎町で学んだ清く正しい“不良”の生き方」Guest|中村保夫
  • 第一回「古書街に現れた“乗っ取り屋”の正体」

    東京キララ社代表の中村保夫が綴る、バブル期、古書の街・神保町を襲った「侵略者」たちの実態。地上げ、詐欺、乗っ取り、洗脳、親族分断。家と故郷を守るために戦い続けた35年間の記録。 2017年9月20日、見知らぬ番号がスマホに掲示された。電話の主は保育園からの同級生のトシで、中村家とトシの一家とは特別な縁がある。父親同士が千代田区立錦華小学校(現在のお茶の水小学校)の同級生で、何の因果か長男のトシと僕も、次男同士も、長女同士も錦華の同級生だ。 僕の連絡先を必死に調べてくれたようで、「やっとたどり着いた!」と言ってトシは僕ら錦華小学校107回卒業生の同窓会を計画していると話し始めた。30年以上ぶりとは言え、お互いに小学生の時の、下手すると幼稚園時代のあだ名で呼び合うと、その時代の距離感に瞬時で戻れた。幼馴染って特別な存在だなとあらためて思う。 この電話の何が凄いかと言うと、その掛けてきたタイミン

    第一回「古書街に現れた“乗っ取り屋”の正体」
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