トップ > 静岡 > 4月28日の記事一覧 > 記事 【静岡】 震災後、焼津市の人口減少 津波を恐れ移住か Tweet mixiチェック 2012年4月28日 東日本大震災後、人口減少が著しい焼津市の沿岸部=焼津市で 駿河湾に面し、マグロやカツオなどの遠洋漁業が盛んな焼津市。二〇〇八年の旧大井川町との合併後、横ばいだった人口が東日本大震災後、徐々に減り続けている。市が一~二月に市民千九百人に実施した意識調査では、9%の市民が津波から逃れるために市外移住を検討したと回答。海の恵みで生きてきた土地ならではの津波への恐れが、人口流出の一因との見方もある。 隣の高台 藤枝市は増 藤枝市駿河台の高台に立つ新築マンション。販売元の静岡市の不動産会社の担当者は「焼津からの入居者が多いようだ。駿河台は高台で地盤も固く、安心感があるのだろう」と明かす。JR西焼津駅や焼津市役所周辺と比べても、駿河台の人気は