Joe Henderson／Mode For Joe（Blue Note, 1966） www.youtube.com This is Joe Henderson's masterpiece, featuring a gorgeous trio of horns with Lee Morgan and Curtis Fuller, and even Bobby Hutcherson, the image maker of the new mainstream of the 60s. Apart from Miles Davis and John Coltrane, this kind of playing was the central presence of the 60s. Joe Henderson's passion and Hutcherson's cool touch are

「上には上がある」ってことはいつも痛感します。資産運用をしてどんなにお金を増やしても、自分なんかよりずっと上の世界の人たちがいて、その上の世界にやっとこさ到達してもまだまだずっと上の人たちがいて…。当たり前と言えば当たり前の話なのですが、それにしても世の中にはすごい人たちがいるもんだなあって、途方に暮れてしまうことがあります。とても謙虚なお金持ちもいれば、本当にお金を持っているかどうかわからないお金持ちっぽく見える人（ニセモノ？）もいます。その中でも一番煩わしいのはこれみよがしにお金持ちであることを自慢している人たちです。 ロレックスなど高級な腕時計を手首に何本も巻いて写真を撮っていたり、自分の給与明細（月給200万円とか）を公表したり、数千万円もするような外車を何台も所有していたりなどなど…、見てて本当に品がないなあって呆れてしまいます。でも待てよ…自分も給与明細を公開したり、我が家の資

Art Farmer／Art（Argo, 1960） www.youtube.com This is jazz for connoisseurs. However, true jazz connoisseurs do not praise music just because it is minor or difficult. A connoisseur is able to thoroughly enjoy the richness contained in the casual expressions. Farmer's Trumpet can be compared to the yokan made by a long-established Japanese confectionery shop. Simple but delicious. I want to drink som

株式投資を始めて4年目になりますが、お金の増え方が少しずつ加速していることが実感として湧いてきました。投資を始めた頃から毎月10日に「我が家の総資産」を計算していますが、今月は先月と比べて320万円もお金が増えていました。株式投資の方は88万円増えて、合計で1,960万円と大台まであと少しのところまできまし。円安の影響で外貨建ての個人年金が膨らんだこと大きかったのですが、自分の月給よりも圧倒的にお金が増えていくってすごく嬉しいです。一年前の2023年7月と比べてみたら1,700万円もお金が増えていて、もしお金を銀行預金だけで眠らせておいたら…と思うとゾッとします。 今までの資産運用は比較的安全運転をしてきました。基本的にはNISAの非課税枠を利用して全世界株式インデックス（＝オルカン）に定期的な積み立て投資をしていますが、最近になって「もっと危ない橋を渡ってみてもいんじゃないか？」と思うよ

Kenny Burrell／Midnight Blue（Blue Note, 1963） www.youtube.com Let's start by listening to "Wavy Gravy". The charm of black music is condensed in this song. Stanley's tenor saxophone bares its fangs over the well-tuned bass. Of course, Barrell, who plays the guitar casually, is no slouch either. If you want to immerse yourself in black jazz at night, this is the album for you. ＊＊＊ ▶︎ Artists： ・Kenny

このブログもそうかもしれませんが、自分の人生論を他の人に押しつけすぎて、相手を不快にしてしまうことってよくある話です。特に「自分はこうやったから上手くいったんだ」というプチ成功体験を持っている人が「だから君たちも僕のようにこうすればいいんだよ」といった感じの押し付けがましい人生論を目の前で展開されてしまうと、正直うんざりすることがあります。あんたの暑苦しい人生論なんてこれっぽっちも求めていないし、そもそも誰よりも成功したいなんてこれっぽっちも思っていないし、今日が楽しければそれでいいじゃん！というのが多くの人の本音かもしれません。 連休中になぜそんなことを急に思うようになったのかというと、うちの子供のある一言がきっかけになりました。自分の子には、やはりある程度人生で成功してほしいと思っているので、それなりに「自分の人生論」みたいなことを語ってきました。というよりは、怠惰なうちの子を前にして

Thelinious Monk／Brilliant Corners（Riverside, 1956） www.youtube.com This is the basic form of hard bop, where a team works together to create music. The manager of this team is Monk. He is not a big talker, but when he gets them to play his well-crafted original songs, each member becomes an embodiment of Monk's music. Moreover, each member does not lose their originality. The power of Monk as a di

「国立大学医学部出身の医者って、みんなの税金使って医者になれたんだから、安い給料で激務の病院でも、文句を言わずに働くのはあなたたちの義務だ！」 「でもね、私たち私立医大出身の医者は、ちゃんと自分で高い授業料払って医者になったんだから、待遇のいい楽な病院で働く権利は優先的にあっていいはず！！」 つい先日、私立医大出身のお医者さんがこんな話をしていたと知人（＝国立大学医学部出身）から聞きました。確かにその言い分は一理あるかもしれないけど、かなり傲慢な考え方だと思いました。僕は国立大学出身の医師ですが、当時の入学金は25万円くらいで年間の授業料は50万円くらいだったので、6年間で350万円くらいの学費がかかりました。ちなみに僕は奨学金とアルバイトで稼いだお金で全額自力で払いました。その一方で私立医大は6年間で2,000〜4,000万円もの学費が必要で、平均すると国立大学医学部の学費の10倍くらい

Wayne Shorter／Night Dreamer（Blue Note, 1964） www.youtube.com Wayne Shorter's music, with its mysterious and indescribable melody, seeps into our hearts. Of course, that's Shorter's goal. He is showing off his songwriting talents and attracting his fans to Shorter's world. Also noteworthy is the inclusion of his old buddy Lee Morgan on trumpet, which adds to his originality. Last night, I listened

ブログのまとめ【451〜500記事】 このブログの一番の目的は「どんな環境に生まれ育った人でも、頑張れば絶対に人生逆転できるんだ」ということを、僕の経験や持論を踏まえて発信することです。週2回のペースで更新している”新しい記事”に埋もれていく”過去の記事”の中にも、世界のどこかで悩みを抱えている誰かの心にピンポイントで刺さるような記事が（一つくらいは…）あるかもしれません。というわけで今回も、451〜500記事までの「まとめ記事」を作りました。みなさんのブログのネタとして引用・転用・パクりなどいくらでもOKなので、ご活用いただければ幸いです^ ^ ブログのまとめ【451〜500記事】 ✅ ブログ ✅ お金 ✅ 勉強 ✅ 雑記 ✅ 人生論 ✅ 仕事 ✅ 旅行 ✅ 医者の話 ✅  JAZZ ✅ ブログ ・ブログを整理整頓用のプラットフォームに（2024年1月11日） ・戦国時代ならとっくに死ん

僕はこの歳になるまで松本清張を読んだことがありませんでした。しかし「限りある貴重な人生」なので、死ぬまでに有名どころの小説は一通り読んでおきたいと思い立ち、まず人気の短編集『張込み』を手に取って読み始めてみました。松本清張は1992年に82歳で亡くなった日本を代表する作家です。夏目漱石や芥川龍之介のように極端に古臭くなく、昭和の香りがいい意味でプンプンに漂ってくる短編ばかりでした。殺人事件が起きた背景や事件の当事者たちの心理描写、そしてトリックなどなど、その事件現場に居合わせたかのような感覚に包まれました。 この短編集を読み終えた瞬間に「松本清張をもっと読みたい！いや、絶対に読むべきだ！！」という強い気持ちに駆られ、古本が安く売られていないかなあとネットサーフィンを始めたところ、出品されたばかりの大物に出くわすことができたのです。 それはちょうど早朝の散歩をしていた時でした。普段はPosc

何年も前の話になりますが、僕が仕事で挫折しそうになった時に、ある会社経営者の方にアドバイスをいただいたことがありました。その方がおっしゃるには「まず目標を決めて、少しずつでもいいから着実に目標に向かって歩き続けることが大事」とのことでした。当たり前といえば当たり前の話なのですが「横道に何回それてもいいので”目標の方向”を見失わないようにしてください」と付け加えてくれました。この頃から僕は「断固たる決意よりも、ゆる〜い習慣の方が大切だ」ということを意識するようになった気がします。 その話を前提にして、うちの奥さんがすごいことをやってのけました。今から5年ほど前、うちの奥さんがたまたま遭遇したある伝統工芸品に一目惚れをしてしまい、自分でもその工芸品を作り始めました。その伝統工芸品ですが作り手が激減してしまっていて、その当時は絶滅の危機に瀕していました。うちの奥さんは伝統を受け継ぎたいという”断

Charlie Haden／The Ballad Of The Fallen（ECM, 1982） www.youtube.com This is a re-recording of the controversial 1960s work "Liberation Music Orchestra", but the content of this version is better. Like its predecessor, it is based on the Spanish Civil War, but there is a softness to the somber music. This album is a masterpiece that balances message and musical quality at a high level. The musical un

先日職場で、同じくらいの年代の人に「ところで今一番ハマっているものってある？」と尋ねられました。なんでそんなことを聞くのか理由を尋ねてみてみたところ、子育てと仕事に追われて毎日が精一杯なので、自分が熱中できる趣味みたいなものが全く無くて危機感を感じているとのことでした。最近、同年代の人たち（団塊ジュニア世代）からこのように聞かれることが増えてきた気がします。「趣味ってあるの？」とか「休みの日は何してるの？」とか「最近、何か面白いことない？」みたいな感じで。 僕自身もみんなの前で大々的に発表できるような趣味みたいなものは一つもなくて、強いて挙げるならこのブログくらいですが、自分のホンネ（腹黒い部分…）や資産の話、そして医療の闇の世界などに触れているため、誰にも（もちろん家族にも）このブログのことを話していません。そこでブログ以外で「今一番ハマっているもの」を考えてみた時に、今はコレかな？って

Brigitte Fontaine／Comme a La Radio（Saravah, 1969-70） www.youtube.com This is an album that chanson singer Brigitte Fontaine made with the Art Ensemble of Chicago. This album was met with enthusiastic support from some fans. Strictly speaking, she in no a jazz vocalist, but she fits right in with AEC. Even now, her voice hasn't faded at all. Althoug she is a French-born chanson singer, her songs gi

最近、勤務先の病院でも「あの患者はカスハラだ！」という話を時々聞くようになってきました。以前からその手の話は日常茶飯事でしたが、近年「カスハラ」という言葉がトレンドになったのもあり、我々の医療業界でもよく使うようになったのだと思います。「カスハラ」とはカスタマーハラスメントの略で、お客さんが企業に対して理不尽なクレームや言動をしてくることを言いますが、カスハラと認定されるお客さん（病院では患者さんやその家族になります）が全面的に”悪”でもないような気がします。 確かに病院でも、外来診療の合間に待合スペースから大声で怒鳴っている患者さんの声が聞こえてきたり、入院している患者さんに理不尽な要求をされたり暴力を振るわれたと訴えてくる看護婦さんがいたりするのは事実としてあります。中には今後一切うちの病院には出入り禁止となるような暴力的な患者さんもいます。僕自身は患者さんやそのご家族とは良好な関係を

Chris Connor／This Is Chris（Bethlehem, 1955） www.youtube.com This is a masterpiece by Chris Connor, a white female vocalist who debuted as a band singer with Stan Kenton's band. The highlight is the song "I Concentrate on You" sung with the trombone duo of J.J. Johnson and Kai Winding. The husky voice in "The Thrill is Gone" is also great. This is the album I want to listen to when having dinner wi

大学生の頃の不思議な思い出話をします。僕は地元の大学の医学部まで毎日電車で通っていました。大学キャンパスまで電車で片道30分くらいだったので、朝は比較的ゆっくりしていました。毎朝目が覚めたらトレーニングウェアに着替えて家の近所を30分ほどジョギングしていました。それからシャワーを浴びて、母の作った味噌汁で朝食を済まし、家から徒歩3分くらいの無人駅から電車に乗っていました。 近所の学習塾で塾講師のアルバイトをしていたので、電車の中には僕の教え子（女子高生）が何人も乗っていました。僕が電車に乗り込む時に、ひとつ前の駅から乗って来る女子高生のグループが「せんせぇ、おはようございまーす」と笑顔で挨拶してくれます。最初の頃は通勤中のサラリーマンたちには怪訝な顔をされていましたが、女子高生たちとの挨拶が習慣化し始めると徐々に興味を示さなくなってくれました。進学校に通う長めのスカートの教え子は、少し遠く

Cecil Taylor／Conquistador !（Blue Note, 1966） www.youtube.com Cecil Taylor is a pianist who has been active at the forefront of free jazz piano for a long time. His performances are full of great performances, but this album stands out among his early performances. Cecil's piano plyaing, which cuts into pieces on Lyons' alto saxophone, is exhilarating. Also, Andrew's stormy drumming is so cool. ”Wi

投資を始めて4年目になりますが、資産運用の大切さをつくづく感じるようになってきました。僕はコテコテの医療職なので、収入が安定している反面、極端に給料が上がることは絶対にありません。しかも勤務先の病院とはサブスクリプションのような雇用契約をしているので、年収は（働いてもサボっても…）完全に固定となっています。できるだけサボればそれだけコスパもタイパも上がる仕組みではありますが、生理的にそのような仕事の仕方ができないため、職場の看護婦さんには「先生、もっと給料上げてもらったら？」と心配されるくらい頑張っているように見えるみたいです。 何もなければ僕は永遠に固定給なのですが、最近世の中のモノやサービスの物価がどんどん上がって来ています。それだけでなく税金や社会保険料もステルスで上がってきています。子供（数人います）も大きくなってくると、それなりにお金もかかってきます。このまま呑気に生活していたら