虐待通報ダイヤル無料に=24時間体制強化も-厚労省 2018年08月26日22時10分 厚生労働省は、子どもの虐待の通報や相談を24時間受け付ける全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」の通話料を無料にする方針を固めた。現在は相談窓口につながるまでに電話が切れてしまうケースが多いことから、着実に子どもの安全確認や支援につなげられるようにする。24時間相談に対応するスタッフも増員する。2019年度以降の実施を目指し、同年度予算概算要求に関連経費を盛り込む。 全国共通ダイヤルは09年に開設。15年7月から3桁番号「189」が導入され、24時間体制となった。最寄りの児童相談所(児相)につながる仕組みで、虐待通報だけでなく、子育てに関する悩み相談などに幅広く対応している。相談自体は無料だが、現在は通話料金がかかっている。 厚労省が今年5月の入電状況を調べたところ、携帯電話からかかってきた7673件
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