Windows版とMac版の「Adobe Flash Player」に2件の深刻な脆弱性があることが分かった。Windowsのセキュリティ対策をかわす実証デモも公開されている。 米セキュリティ機関のUS-CERTと国立標準技術研究所(NIST)が、Adobe Flash Playerの未解決の脆弱性に関する情報を公開した。この脆弱性の実証デモも公開されている。 NISTの12月10日付の情報によれば、Windows版とMac版の「Adobe Flash Player 11.1.102.55」に2件の脆弱性が存在する。問題を悪用された場合、リモートの攻撃者が細工を施したSWFファイルを使って任意のコードを実行できてしまう恐れがある。 危険度は2件とも共通指標CVSSのベーススコアで最高値の10.0に近い「9.3」と評価され、深刻なリスクがあることを示している。現時点で脆弱性の具体的な内容は不