[リスボン 6日 ロイター] ポルトガルのソクラテス首相は6日、欧州委員会に金融支援を要請することを決めたと明らかにした。欧州連合(EU)への支援要請はギリシャとアイルランドに次いで3カ国目。 首相はテレビを通じ、ポルトガル議会が先月、緊縮財政策を否決したことを受け、財政状況や債券市場での資金調達環境が悪化したと指摘し、支援の要請が「不可避」になったと説明した。 「あらゆる努力をした。しかしこの決定をしないと、わが国が負うべきでないリスクに直面することになる、という段階に来た」と述べた。 首相は支援の規模や、どのような形式での支援になるかなど詳細については触れなかったものの、支援をめぐる交渉で最善の条件を獲得することを目指す、と述べた。 ユーロ圏当局者によると、ポルトガルは今後3年間で欧州および国際通貨基金(IMF)から600億─800億ユーロの支援を必要とする可能性が高い。 IMFは、同
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