bp special ECOマネジメント／特集 - 「ECO」以外の付加価値競争始まる現在、エコカーのなかで最も注目されているのは、世界を席巻するトヨタの「プリウス」を中心としたハイブリッドカーだろう。トヨタでは、SUV（多目的スポーツ車）である「ハリアー」や「エスティマ」にもハイブリッド仕様車を導入。今年はついに、高級車ブランドである「レクサス」の最上級グレード「LS」シリーズにも「LS600h」と呼ばれるハイブリッドモデルを追加した。今やハイブリッド技術は、高級車の付加価値として成立するほどに立場を確立している。 今秋の東京モーターショーでは、トヨタとホンダが揃ってハイブリッドのスポーツモデルを出展して注目を集めた。トヨタは、「FT-HS」というFRのパッケージに、「レクサスGS450h」に搭載される「3.5リットルV6エンジン＋ハイブリッドシステム」を載せたコンセプトカーを展示。すでに、先代の「スープラ」のボディーにハイブリッドシステムを搭載したレースカーで実績のある
