切込隊長こと山本氏の著作、『情報革命バブルの崩壊』を頂いたのが一ヶ月ほど前、遡ってみると11月22日にざっくり感想を書いている。表立ってはどうしたものか、と思案していたが、09年度以降に向けての話が関わってくるため、年越えない前にさらさらっと近しいテーマをさらっておきたい。 何の本?と問われるとご本人がまとめを書いているので引用するのが早い。 情報革命バブル、とかなってますけど、別にアンチ梅田望夫だとかソフトバンク潰れちゃえとかいう話ではなくて、ネット業界全体の適正化、健全化、正常化という観点から、投資機会と投資収益の関係をどう是正すんのか、というのがメインのお話です。 平たく言うと、新聞やテレビといったレガシーなメディアがだんだん力を失ってきた代替がデジタルだネットだというのは良いけれども、じゃあ言われているほど私たちは恩恵を蒙って利益を享受し、住みやすい社会になったのかしらという問題意
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