魔の2歳児といわれる第一反抗期に、思春期の第二反抗期。いざ親になってみると、反抗期への対応にはヘトヘトですよね……。「嫌、自分でやる!」の連発に、深い溜息が出たり怒ることもしばしば。 親側として知っておきたいのは、イライラ対応するだけでなく、反抗期に学ぶべきことがあるということ。反抗期は成長過程の一つですから、それなりに意味もあります。子ども側から、反抗期の意味を見てみましょう。 「体の自立」と「心の自立」反抗期が起こるタイミングと言えば、「自分のことが自分でできるようになる」2~3歳と、「性差が出始める」中学生頃。そう、体的にも大きな成長を迎える時に反抗期は起こるのです。「体の自立」を迎えると同時に、「心の自立」が表れるのが反抗期なんですね。 第一次反抗期では「自分の思う通りにしたい」、第二次反抗期では「自分の考えで生きたい、自分の世界を持ちたい」と思うもの。親自身も、身に覚えがあります