必要なのは、1枚のチラシと、パンダの着ぐるみに身を包んだ2人のボランティア。 上りエスカレーターを上る人に渡したチラシは上の階で回収し、下りエスカレーターを下りる人に渡したチラシは下で回収。 環境保護を訴えるWWFだからこそ、1枚のチラシをきちんとリサイクルして使い続ける。 そんなメッセージを込めたキャンペーンが話題に話題を呼び、28万5142人からの寄付が集まったとのこと。 シンプルで効果的なアイデア、これがいちばん大事。
前回紹介した広告の内、 「世界一の技術が、日本の原子力発電を支えています」 というのは、政府広報ではなく、電気事業連合会の広告でした。 訂正しておきます。 ついでだから、電気事業連合会が同じ頃に出した広告も、 いくつか紹介しておきましょう。(「広告批評」1987年6月号) これは前にもこのブログで紹介しましたね。 宮城県南三陸町(当時は志津川町)の子どもたち。 この子たちがいまどうしているか、気がかりです。 原発がなければ、テレビで甲子園も見られないよっていう広告。 高校野球をとるか、原発をとるか。どうします、あなた? 舞台向かって左から、水力・石油・原子力・石炭・液化天然ガス。 主役のスターは、もちろんまんなかの原子力くん、というわけ。 「石油に代わるエネルギーの開発が急務です」と、 ひとりで悲壮な決意を表明していますが、 びっしり書かれたボディコピーは素人には???。 だいたい読んでも
東日本大震災に対してアメリカは米軍を中心に多くの支援をしました。日本政府として、これに謝意を示すのは良いことだと思います。また、このCM放映に際して日本サイドのクリエーターの方が、政府の細かな注文や規制などに耐えてCMを作ったと察すると、安易に批判するのは失礼かもしれません。ですが、26日からケーブル局の「CNNヘッドライン」で放映の始まった、この「アリガトウCM」を評価することはできません。 そこには日本の対外的な広報に見られる誤りの典型があるからです。厳粛な時に厳粛な意図で行われたことを批判するのは気が重いのですが、こういう時に学べなくては永遠に学べないと考え、あえて申し上げる次第です。 まず「顔」が見えません。 謝意を示す際に、一切「顔」の見える個人が出てこないというのは異様であるのと同時に主旨が伝わらない危険があります。「無名のネイティブ英語話者の声優」をナレーターに使っているのも
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エルオー3月号にて編集部がアルバイトを募集しているわけなんですよ。 その内容がまあ・・・非常に正直というか・・・ぶっちゃけ過ぎてて面白かったので紹介。 基本土日休みらしいのですが、締め切り間際はそうも言ってられないようです。 人生の墓場をさっさと見たい若人とか 人生を棒に振りたい勇者求む。 やっぱり応募者少ないらしい。2/28まで応募期間延長するとのこと。 持ち込み募集広告も直球系です。 「ここならガチロリが思う存分描けると聞いたが本当か!?」 「※本当です。」 このカット裏次郎先生の作品からの流用でして、結構シリアスなシーンの筈なのに台詞を入れ替えただけで、1コマギャグ漫画みたいな広告に変貌。 エルオーは漫画も面白いけど、広告等もウィットが効いていたり熱いメッセージが篭められてたりするので隅々まで読み応えがあります。 特に今月号は漫画以外のページのクオリティも高い。 エルオー作家陣の作品
久々に来ましたよ、セレブスパムが。 言葉の魔術師の超絶スキルを目の当たりにできて、 さっきから僕の心は喜びで小躍りしっぱなしです。 今回来たスパムは、お肌のシミを消すクリームの紹介。 つまり、お肌の黒ずんだ部分を、白くする製品です。 製品名は「セルラージュハイドロホワイトクリームEX+」。 これです。普通にアマゾンで売ってました↓ セルラージュハイドロホワイトクリームEX+ さて。 スパムメールというのは、タイトルが勝負です。 まずタイトルで気を惹かないと、 そもそもクリックしてもらえません。 下手するとフィルターで自動的に弾かれてしまいます。 しかし、タイトルにはテキストしか使えないし、 文字数も、読んでもらえる字数は、 まあせいぜい20文字くらいじゃないですかね? そんな条件下、みなさまなら、 どういうタイトルをメールにつけますか? 普通に、 ・お肌のシミが消せるクリームの紹介だけだと
話題の本「明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法」をようやく読みました。著者は電通のクリエイティブ・ディレクターの佐藤尚之氏。 書いてあることは納得。でも今さら言われて「そうか!」と思う人が多いなら、広告業界は何をやっていたの?と思わなくもありませんが、買っておいて損はなし。なにしろ分かりやすい。 「広告はラブレター」という言葉は、広告だけでなく文章を書く人、写真を撮る人といった表現者にとっても同じく重要なこと。誰かに何かを伝える作業は、相手を思いやる、配慮することだと思っています。 佐藤氏は「ホスト(相手を観察し、サービスできる人)ができない人は、消費者とコミュニケーションする業界には向いていない」と言います。ホストというと無理している感じがするのでなんとなく嫌だけれど… 相手の行動を分析して相手の身になって考えるというのは、振り返ってみれば徳島新聞時代に行った若者向け紙
ガ島の藤代さんに反応して。ただし、切込隊長のこの本は読んでいない。読みたいけど、日本の本を入手するのは、お金も時間もかかるから大変なのだ・・・ http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20081123/1227461316 今回、日本でもあちこちで話してきたけれど、ネットの「無料利用・広告で儲ける」モデルのブームはとうの昔に終わっている。いまどき、「無料でユーザー増やして、あとから広告で儲けます」などと称するWeb2.0ベンチャーにお金を出すベンチャー・キャピタルはいない。ただし、それは「無料・広告」モデルが「終わった」ということではない。 広告モデルというのは、「1.配信コストが十分安い」ということと、「2.読者または視聴者が集中する」という二つの前提がないと成り立たないと思っている。前回のバブル崩壊後、ネット素材のコストが暴落して1.の条件はテキスト中心のサイトな
風は(かなり)冷たいが、まだまだきれいな秋の日が続く。 インディペンデント紙の記事をウェブで読み、プリントアウトしようとしたら、いくつかの選択肢が出た。(以下のアドレスから、試しにどれかを印刷しようとしてみていただきたい。) http://www.independent.co.uk/ 「print」を選択すると、「どんな印刷をしたいのか?」と聞く画面が出てくる。いくつかの選択肢の中で、1つ目は「5枚以上印刷したい人」用で、これを選択すると、10枚までは一枚1ポンド(約160円―200円)で販売する、とある。枚数が増えるほど単価は下がる。この場合は、紙に広告が載らない。 「再印刷」として、ビジネス用に使う、新たな資料を作るなどの用途が想定されている選択肢は、自分の連絡先をインディペンデントに送るようになっている。後でインディペンデント側から連絡があり、値段の交渉をする。 3番目が印刷料がタダ
ブラックジョークとしてかなり秀逸な一品。 去年一年間で30,622人もの人がこの国で自殺しました。30,622人もの人が間違ってるなんてあるわけない! 自殺しましょう! Hang with the "in" crowd てのは「パーティにでかける」とかそういう意味の慣用句なんですが、文法的には「みんな一緒に首を吊ろう」という意味にも取れる。 あと、下に小さく書いてある文字がまたブラックで、Authorized and paid for by the Funeral Directors' Association. Support your local funeral home. We gotta eat too, you know. て書いてあるんですが、日本語に訳すと、「葬祭業者組合による広告です。あなたの町の葬儀場をサポートしましょう。いや、うちらも食ってかなきゃならないんでね」
電凸が引き起こしたすさまじい破壊力 毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が女性蔑視の低俗記事を長年にわたって配信し続けていた問題について、この一か月の間、毎日新聞社内外のさまざまな人と会った。 その結果わかってきたのは、この事件が毎日のみならず新聞業界全体に与えたインパクトた影響は皆さんが想像しているのよりもずっと大きく、その破壊力はすさまじい状況を引き起こしているということだ。これはインターネットとマスメディアの関係性を根底からひっくり返す、メルクマールとなる事件かもしれない。 何が起きているのかをざっと説明しておこう。まず最初は、ウェブサイトへの広告から始まった。ご存じのように毎日のニュースサイトである「毎日jp」の広告は、7月中旬から一時全面ストップした(現在は復活している)。毎日に広告を配信するアドネットワークを運営しているヤフーが、広告供給を停止したからだ。名前は公開で
コスタリカの首都サンホセ(San Jose)で、外国語を話す若者向けの就職フェアに訪れた女性を案内する係員(2008年3月7日撮影)。(c)AFP/Yuri CORTEZ 【6月28日 AFP】2つの言語や文化の下で成長した人々は、その時話している言語によってそれぞれ異なる行動や性格を無意識に選んでいることが多いという研究結果が、26日発行の米学術誌「Journal of Consumer Research」の2008年8月号に掲載された。 研究を行ったウィスコンシン大学ミルウォーキー校(University of Wisconsin-Milwaukee)とニューヨーク市立大学(City University of New York)バルーク校(Baruch College)のチームは、米国と、メキシコあるいはプエルトリコの2か国の文化背景を持つ女性28人を対象に調査。被験者は全員、英語と
東京駅そばに炭火焼ホルモン「ぐぅ」という店があります。この小さいお店のことを知ったのは、2007年3月のことです。 それは、私も所属している「クチコミマーケティングのパイオニア、ONEDARI BOYS」というブロガー集団で、結成1周年の飲み会を企画したことがきっかけでした。 リンク: ONEDARI BOYS(クチコミマーケティングのパイオニア・おねだりボーイズ!): 東京駅そばの炭火焼ホルモン「ぐぅ」に1周年記念飲み会をONEDARIしました。 メールを送ってくれたのは、このホルモン店の内装を手がけられた建築デザイナーの方。以前からONEDARI BOYSのサイトはチェックされていたようで、今回「ホルモン食いにきませんか?」というお誘いをいただいたのです。 ONEDARI BOYSメンバーはあまりなにも考えずに「ホルモン楽しみだ」ぐらいの気持ちでお店にお邪魔しました。しかし、そこには想
(2008年5月20日阪急電車車内にて筆者撮影) ま、作り手の思い入れや工夫、あの手この手は、このお酒というジャンルにおいてはいきおい多様。 なぜならば、情報と一緒に我々はこれを飲み、味そのもの、アルコール分そのものにもまして、心理的な満足や興味、納得や嗜好などに照らし会わせて新商品は評価される、そういった「情報加工」の大事な製品カテゴリー。 で、何だか知りませんが、開発者は「ぽから」なる世界を言いたいよう。 でもそんな日本語、少なくとも日常日本語にはありません。 ロゴも「独りよがり」。 こりゃ「人害(じんがい)」。 公害という言葉が「人間の責任を感じさせない」ので、昨今はあまり使われず、要は「人害」と言うべき、なんて水俣病から考えてもはや半世紀以上の「公害史」のあるこの国では、むしろこんな読まれ方がありえる、という想像力さえ湧かない若い方々がこのデザインになさったのではない
NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです 【海外総合】 ユライヤ「山本 kid とやるために、階級を落としてもいい」 < Gryphon http://blog.livedoor.jp/zeataka/archives/55055354.html ”カリフォルニアkid”ユライヤ・フェイバーの発言 ユライア 「私は155まで上げることについて会談をしました、そして、135に下がることについても会談をしました。」 「私は、彼が現在135-pound でいると聞いています。 私は、135に落としても問題がありません。 それは誰でもが見たい戦いです、そして、私はそれを実現させたいです。」 相手がいないことが何よりの問題だったKID級ことバンタム級。 あらたに「壁」ができたかと思われた65kgと61kg、その壁をなんと多くのメディアで
2007年の新聞広告費は全米で9.4%減。1950年に新聞広告費統計を取り始めて以来、最大の減少だそうです。 ・・・というニュースを読む前に書いたアメリカの新聞の凋落に関するコラム。日経産業向けだったんですが、「あまりにも救いがない内容なので、もうちょっと緩和した書き方にして欲しい」と言われたので、では・・ということでボツにしていただきました。書き直すのって好きじゃないんですよねぇ。面倒ですし。以下本文でございます。 *** アメリカの新聞の凋落が激しい。ニューヨークタイムズ等、メジャー14社の企業価値は、2004年からの3年間で合計230億ドル、42%が失われた。世の平均株価が2割近く上昇する中での下落である。 シリコンバレーの中核紙、サンノゼマーキュリーでは、2000年からの3年間で求人広告収入が1億2千万ドルから1800万ドルに激減した。2000年から2007年にかけて、相次ぐレイオ
If you hadn't heard via Twitter (and why would you?), I just returned from over two weeks of quality time in Japan. A lot of business and business planning, but also a whole lot of fun. The truly watershed event: this time, I had Steve along. Japan is a place that Steve and I have literally talked about since we were kids, and although I've since been to Japan many times (including a couple trips
http://www.abc3dbook.com Preorders available! ONE OF THE MOST DELIGHTFUL AND INNOVATIVE POP-UP BOOKS I HAVE EVER SEEN.—Robert Sabuda From the lenticular cover that changes with the angle of your hands, all the way to the Z, ABC3D is as much a work of art as it is a pop-up book. Each of the 26 dimensional letters move and change before your eyes. C turns into D with a snap. M stands at atte
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