ドイツ人数人を含めて飯のことなど雑談しているときに、「エンゲル係数が高い」という表現をしたら、揃って「??」と首を傾げたので、「もしかしてお前らドイツ人なのにエンゲル係数をしらんのか?」と少々戸惑いながら、手取りに占める食費の割合であって、生活状況の貧富の簡便な指標である*1、という説明をしたのだが、まったくピンと来ていないようで、だんだんと私は自信がなくなっていった。 うちで飯を食っていたときだったので、広辞苑を引っ張り出してきて、エンゲル係数の項目を開いた。エルンスト・エンゲル、ドイツ人の統計学者、と書いてある。いいか、19世紀のドイツ人の学者だぞ、なんで日本ではポピュラーなのに、ドイツ人が知らんのだ?と私は問うたのだが、知らないものは知らんということでその場はうやむやになり、なぜエンゲル係数が発祥地のドイツでは無名であり日本では日常語になるほど有名なのか、という私の疑問は解消されずに
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