PLAYISMでの『Dear Esther』日本語版配信を記念し、本作のプロデューサーでありシナリオを手掛けたthechineseroomのDan氏と、アート、デザインを担当したRob氏に特別インタビューを行いました。 今回は、その独創性に高い評価を得た『Dear Esther』誕生の経緯や、本作にインスパイアを与えた作品達、そして“良いストーリーテリング”に関する興味深い見解などが語られたインタビューの第1弾をお届けします。 Dan:イギリスのブライトンを拠点とするインディーズゲームスタジオ「thechineseroom」のDan Pinchbeckです。2007年にMOD開発のチームとしてスタートし、『Dear Esther』が初めての商業作品となります。 運営は私とJessica Curry(本作のライター兼作曲家)で行っており、ストーリー、ユーザー体験、感情的な体験に重きを置いたゲ