2008年7月3日のブックマーク (1件)

  • エンドユーザーの要求は間違っている?

    ムラウチドットコムの橋昌巳氏(取締役システム担当)は,自社のECサイトの構築で,かつて次のような経験をした。 ある業務担当者に新機能が欲しいと言われて開発した。しかし,その機能を使うのはその人だけで,他の人は使わない。業務改善に寄与したかどうかも結局,分からなかった。担当者が異動すると,また「違うものを作ってくれ」という要求が出てきた。要求通りの機能を追加するうちにシステムはどんどん複雑化し,保守性が悪くなった。改修のコストも徐々にかさむようになってしまった…。 。 現場を取材していると,こうした要求定義(注1)にまつわる話は事欠かない(図1)。IPA(情報処理推進機構)のアンケート調査(注2)によると,9割の企業が「失敗プロジェクトの原因は要求定義にある」と考えている。野村総合研究所の堀崎修一氏(ITアーキテクチャーコンサルティング部 主任テクニカルエンジニア)は「業務要件の詰めの甘さ

    エンドユーザーの要求は間違っている?