レモン(檸檬)にはクエン(枸櫞)という別名があり、クエン酸の名もそこに由来するそうだ。ビタミン豊富で、元気が出る栄養素もいっぱい。そんなレモンを、唐揚げの付け合せや紅茶のアクセントに使うだけじゃもったいない。 青いレモンの島で教わった、果汁も皮も余さず食べるレモン料理。レパートリーにいかが? 新しい「レモンとの付き合い方」 レモン=酸っぱい、という考えは捨ててしまおう 岩城島では、レモンは「いつも家にあるもの」だ。 島中のいたることろにレモンの樹があり、秋から春にかけては果実をたわわに実らせている。だからといって、いつでも取っていいわけではないが(農家さんの畑のレモンを勝手にとってはだめだ)、自分の家や親戚、お隣さんがレモン農家さんで"レモンのおすそわけ"があったり、島の直売所ではB級品レモン(色や形が不揃い、などの理由で市場にでまわらないもの)が安く売られていたりと、レモンが身近な環境で