JR新大阪駅での「0系新幹線さよなら式典」でテープカットが行われた=14日午後2時51分、大阪市淀川区(安元雄太撮影) 11月末に44年間にわたる営業運転を終えて引退した初代新幹線「0系」が14日、今月行われていた引退記念の「さよなら運転」の最終日を迎えた。最終列車が出発したJR新大阪駅には大勢の鉄道ファンが詰めかけ、日本の高度成長期を象徴する名車の「ラストラン」を見送った。 0系は昭和39年にデビュー。世界初の時速200キロを超える営業運転を実現させ、計3216両が製造されたが、老朽化や新型車両の導入などで今年11月30日に営業運転を終了。12月に入ってJR西が、往時の「ひかり」で運行する「さよなら運転」を6、13、14日の3日間、実施していた。 この日の「さよなら運転」の最終電車は、午後2時56分に新大阪駅を発車する博多行きの「ひかり347号」。 出発前にホームでセレモニーがあり、「新