現役最年長選手の西武の工藤公康投手(47)が20日、ソフトバンク14回戦(ヤフードーム)で七回途中から2番手で今季初登板して実働年数を29とし、自身の持つプロ野球最長記録を更新した。2/3回を無安打1四球無失点で勝ち負けは付かなかった。 工藤は西武入りした1982年4月10日の阪急(現オリックス)戦でプロ初登板。以降も毎シーズン登板を続けてきた。今季から16年ぶりに古巣に復帰したが、3月上旬に左ひじを痛めて2軍で調整を続け、18日に1軍に初昇格していた。 実働年数記録の2位は野村克也の26で、3位は大島康徳と今季は1軍登板のない山本昌(中日)の24。