▲初版から数えると三たびの登場となる岩波写真文庫の『汽車』と『自動車の話』。丸い黄色のシール(もちろん剥がせる)が貼ってあるのが今回の復刻版。両端の判型がひと回り大きいA5版が20年ほど前に出版された「復刻ワイド版」。中央奥が1953(昭和28)年9月に刊行された『自動車の話』初版本で、当時の定価はなんと100円。 昨年このブログの「この1冊」でもご紹介した岩波写真文庫の『汽車』が、ひさしぶりに復刻されました。これは1950年代再発見“赤瀬川原平セレクション”と銘打たれて出版されたもので、この秋、シリーズ全286巻の中から10タイトルがリバイバルしています。 1950(昭和25)年6月20日に創刊されたこの岩波写真文庫は、B6判中綴じ64頁のフォーマットで毎月3冊ずつ、1958(昭和33)年12月20日まで8年あまりにわたってコンスタントに発行されてきました。内容はまさに千差万別で、都道府
« 惜別! ライン河軌道。 | メイン | 余部橋梁最後のライトアップ。 » 2007年08月05日 写真展「二本のレールが語ること」新宿で開催中。 ▲新宿御苑にほど近い新宿通り沿いのビル3階にギャラリー「円月」がある。“円月撮法”を標榜する日本旅行写真家協会中村友一副会長の主宰する新進気鋭のギャラリーだ。'07.8.5 さる2日から新宿の「ギャラリー円月」で広田尚敬さん広田 泉さん親子の写真展「二本のレールが語ること」が開催されています。どこかで耳にしたような…と思われる方も少なくないと思いますが、昨年夏に東京・品川のキヤノンギャラリーSで開催された同名写真展をベースにした親子展で、今春には北海道・旭川でも開催されていますから、いわば3回目の巡回展とも言えるでしょう。 今回はお二人の作品に加えて、先日津軽鉄道応援プロジェクトの一環として上梓された写真集『のんびり走ろう Take it S
▲報道公開のため初めて上野駅に姿を現したE655系。連結器が収納されている点に注意。'07.7.23 P:RM(新井 正) 本誌今月号巻頭でいちはやく速報したJR東日本のE655系がついに正式に報道公開されました。このE655系は“ハイグレード車輌”と呼ばれる一般客の乗車を前提とした車輌5輌と、いわゆる“お召”列車として使用される際の“特別車輌”1輌からなる6輌編成で、形式名からもおわかりのように交直流電車です。しかもエンジン、発電機を搭載し、非電化区間にもディーゼル機関車牽引で乗り入れられるものとなっています。 ▲圧倒的な存在感で日暮里付近を行くE655系。'07.7.23 P:後藤中也 クリックするとポップアップします。 ▲尾久方の連結器は露出したままとなっていた。非電化区間での機関車牽引時にはこの連結器が有用となる。'07.7.23 P:RM(新井 正) 通常の車輌基地ではなく、
JR東日本は、ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱が提供する三次元衛星画像配信サービス「グーグルアース レールウェイ」(Google Earth & Railway)を導入し、今後は三次元デジタル化した鉄道空間情報をさまざまな場面で活用してゆくと発表しました。 ▲都市計画での利用イメージ例。新宿上空から新宿副都心方面を3D画像で展望する。今後一層過密化する都市部での建設計画策定などにうってつけのバーチャルシミュレーションとなる。(JR東日本提供) ▲線路平面図と重ね合わせた防災計画での利用イメージ。さらに気象情報等との重ね合わせも可能で、防災面でも大きな力となってゆくものと思われる。(JR東日本提供) グーグルアース(日本版)はこのブログでもいち早くご紹介し、そのポテンシャルの高さに注目してきましたが、早くも鉄道事業者自らがコラボレーションした事業展開を図る段階となったわけです。JR東日本
« 近江鉄道ED31を思う。 | メイン | N700系量産車に乗る。 » 2007年05月22日 この夏は「大鉄道博覧会」。 この夏、東京・両国の江戸東京博物館で大規模な鉄道展、その名も「大鉄道博覧会」が開催されます。“昭和への旅は列車に乗って”と副題の付けられたこの博覧会、 戦後昭和史と鉄道の世界を多角的に紹介し、団塊の世代から子どもまで親子3代で楽しめる内容となるそうです。まずは先ごろ発表されたリリースをご覧いただきましょう。 →クリックするとポップアップします。 鉄道は現代における重要な社会基盤として、人々の生活を支え、変化させてきた。なかでも現代日本の最も大きな変革期である昭和30年代は、鉄道と社会生活の関係が大きな変容と発達を遂げた時代。そんな「戦後昭和」を忠実な考証で甦らせるのが、7月10日から東京・墨田区の江戸東京博物館で開催される「大鉄道博覧会」。戦後昭和史と鉄道の世界
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