28日午前2時45分頃、大阪府東大阪市稲田上町の府道で、大型トレーラーが対向車線で停車中のワゴン車と接触した。 トレーラーがけん引していた北陸新幹線の車両「W7系」(長さ約25メートル)の右側面6か所が損傷し、ワゴン車が大破した。 けが人はなかった。 車両は、来年3月に長野―金沢間で開業する北陸新幹線の「かがやき」などに使われる。損傷したのは車輪などのカバー部分。 JR西日本によると、現場近くの鉄道車両メーカーに製造を発注していた。公道を走行できるゴムタイヤを付け、トレーラーでけん引して工場を出たところだった。