1991年に名鉄で特急「北アルプス」用に導入され、のち、会津鉄道に譲渡されたキハ8500系ディーゼルカーが現在、マレーシアに渡り「第3の人生」の支度をしていることがわかりました。 特急「北アルプス」用に造られた名鉄キハ8500系 1991(平成3)年に導入された名鉄のキハ8500系ディーゼルカーが、現在、マレーシアのボルネオ島(カリマンタン島)に渡り、新車同様の塗装をされ「第3の人生」を歩み出そうとしています。 マレーシアに渡った元名鉄、元会津鉄道のキハ8500系ディーゼルカー(写真出典:杉林佳介)。 キハ8500系は、もともとはJR高山本線直通の特急「北アルプス」用に導入された車両です。JR線内では特急「ひだ」に併結するため、車両の性能や仕様はJRのキハ85系ディーゼルカーにそろえられ、また、名鉄犬山線内でのダイヤにも対応できるよう最高速度120km/hなど電車並みの性能が確保されました