阪神なんば線及び近鉄奈良線の走行にも対応した急行用車両で、2007年6月に竣工しました。 基本編成を6両及び2両の編成とし、これらを必要に応じて併結運用することが可能です。車体をステンレス化して無塗装とすることで環境に配慮するとともに、鉄道車両としては先端技術であるレーザー溶接構体を採用して見付及び構体強度の向上を図っています。車体色は「ビバーチェオレンジ」を基調としています。 新たな機器としては、モニタ装置、フルカラーLED・白色LED式の行先・種別表示器、シングルアームパンタグラフを採用しました。バリアフリー関連では、これまでの機器に加え、扉開閉予告灯および誘導鈴を各出入り口上部に設置し、全車両に車いすスペースを設置しています。