現在、多くの企業で「働き方改革」が課題になっている。とはいえ、ほとんどの企業では「残業時間の削減」の段階にとどまり、本来目標とすべきオフィスワーカーの「業務生産性の向上」にはなかなか取り組めていないのが実情のようだ。 業務生産性を向上させるためには、「無駄な会議をなくす」など文化面での改革、「テレワークなど柔軟な働き方を実現する」など制度面での改革、そして「業務を自動化/省力化するITツールを導入する」など仕組み面での改革など、幅広い領域で少しずつ改革を進めていく必要がある。これらすべてをすぐに実現するのは難しく、企業の経営層が積極的にリードしていかなければ事態は動かない。 とはいえ、「働き方改革」は経営者だけが考え、取り組むべきというものでもないだろう。現場でも、ふだんの業務にひそむ細かな“無駄”を発見し、減らしていくことはできるはずだ。本稿では、エレコムの「NetStor」シリーズの導