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ブックマーク / science.srad.jp (17)

  • 地震や物音に動じず眠れる人は脳波が違う | スラド サイエンス

    世の中には地震が起きても目が覚めない人がいるが、このような人の脳は睡眠時に刺激をブロックする仕組みになっていることが分かったそうだ(WIRED、家/.記事)。 人は睡眠時に「睡眠紡錘」という脳波を発するそうだが、眠り続ける人はこの脳波を頻繁なサイクルで発しているとのこと。この脳波は脳の視床と呼ばれる部分で発せられるが、感覚情報の入力口である視床が脳波を発するのにかかりっきりになり、感覚情報が大脳皮質まで送られなくなるという。このため外部刺激に起こされることなく眠り続けることができるとのことだ。 /.Jerの中にもこのタイプの人はいらっしゃると思うが、今までで一番目が覚めなかったことが驚きな出来事は?

    tittea
    tittea 2010/08/15
    ちょっとした物音とか気配でもすぐに目がさめてしまう。電車の中で眠るのは困難。どっちがいいのだろうなぁ。睡眠の質が悪くなりがちなので目が覚めない方がよさそうだけど
  • セックスは脳細胞の成長を促進する ? | スラド サイエンス

    セックスは脳細胞の成長を促進すると考えられるそうだ (LiveScience の記事、家 /. 記事より) 。 米プリンストン大学は、成体の雄のラットと繁殖状態にある雌のラットとをペアリングしたとのこと。片方のグループは毎日 1 回お互いを会わせ、もう片方のグループは 2 週間に 1 回しか会わせなかったという。その結果、どちらのグループも交尾未経験なラットと比較して脳細胞の成長やニューロンの増加が認められたとのこと。ただし、2 週間に 1 度しか雌に会えなかったラットはストレスホルモンの上昇も確認された。毎日雌のラットと一緒にされていたグループのストレスホルモンは変化しなかったという。 過去に行われた研究では、不快でストレスの大きい出来事が脳細胞の成長を妨げることが分かっていたが、今回の研究は快感を得る経験によってこれを覆すことが出来るのではないかと示唆しているとのことだ。

    tittea
    tittea 2010/08/04
    へー。と思ったけどこれじゃセックスの効果かどうかわからんではないか。人の場合は頭の良さとセックスの頻度は比例関係になさそうな気がするなぁ。
  • NASAとJAXA、宇宙ステーションから持ち帰ったはずの植物種子を紛失する | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2010年05月14日 21時59分 「この裏には壮大な企みが……」「な、なんだってー」 部門より 国際宇宙ステーションから持ち帰った植物種子が紛失中だそうだ(マイコミジャーナルの記事、JAXAのアナウンス[PDF])。 今月半ばに植物種子の引き渡しを受けるはずだった株式会社リバネスが発表したところによると、「年4月のスペースシャトルで回収されることになっていました植物の種子について、NASAでの開梱の際に、所在が不明であることが判明しました」とのこと。現在 JAXA と NASA がケネディ宇宙センターを捜索しているという。もしや宇宙に忘れてきたなんて話だと、この先どうなる?

  • 頭を再生する遺伝子、プラナリアで解明 | スラド サイエンス

    英ノッティンガム大学の研究チームが、頭や脳を再生する遺伝子をプラナリアで突き止めたとのこと (The Register の記事、家 /. 記事より) 。 脳を含めた頭の再生は「smed-prep」と呼ばれる遺伝子が司っているという。この遺伝子は幹細胞から脳細胞などを再生するだけでなく、細胞が正しい場所に作りだされ、組織として機能するようにする重要な役割も担っているとのこと。 研究チームを率いた Aboobaker 博士はプラナリアが欠損細胞生成に対処する仕組みも解明したいと考えているそうで、プラナリアでの仕組みを完全に解明することによって人間における再生医療実現の道が開けてくるとのことだ。

  • 体調の悪い人を見ると免疫力が向上する | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2010年04月08日 17時27分 体調が悪いときはそれらしい振る舞いを! 部門より 咳やくしゃみなど、体調の悪いシグナルを出している人を見ると免疫が高まることが分かったそうだ(Psychology Today、家/.)。 実験では、水疱瘡や発疹といった症状の人や咳やくしゃみをしている人など、明らかに体調が優れない人の写真を10分間に渡り被験者に見せ、この前後に血液検査を行った。その結果、写真を見た後では血液中のインターロイキン-6(IL-6)値の23%増が認められたとのこと。IL-6は免疫を制御するサイトカインの一種であり、この値が高いと炎症などに対する強い免疫反応があることを示している。 免疫力はストレスで高まることも分かっているため、一部被験者には「銃を向けている人の写真」を見せたとのこと。このような写真は「体調の悪い人の写真」よりも不快であるとラン

    tittea
    tittea 2010/04/08
    同居人がインフルエンザになってもうつらない、というのがこれか
  • 碧眼の人は皆共通の祖先を持っているらしい | スラド サイエンス

    LiveScience の記事によると、6000 ~ 10000 年前、突然変異によって初めて碧眼の人間が現れ、そして現在のすべての碧眼の人の祖先となったという研究結果が明らかになった。 人類の瞳はもともと茶色だったのだが、「OCA2」という遺伝子の突然変異により青色の瞳の人間が生まれ、それが受け継がれて碧眼の人が増えていったそうだ。ちなみに瞳が青くなる原因は、この遺伝子によって瞳の中でのメラニン色素の生産が抑えられるためとのこと。 また、碧眼の人間の遺伝子を調べたところ、メラニン色素の生産をコントロールする部分の遺伝子が皆同じだったそうだ。つまり碧眼の人間はすべて共通の祖先を持っていると考えられるとのこと。しかし、なぜ突然変異によって生まれた碧眼がこんなにも増えたのかはまだ不明とのこと。

  • いつプロポーズすべきかを計算できる「婚約者の方程式」 | スラド サイエンス

    オーストラリアの数学者トニー・ドゥーリー氏がプロポーズを始めるにふさわしい時期を計算する「Fiancee Formula(婚約者の公式)」を発表されたことを、TOKYO UNITED STAFF blogが伝えています。 計算方法は下記のとおり。 ロイターの記事によれば「当たる確率は37%で、気弱な男性が結婚の約束をすべきではない時期を知るためにも使える」ということで、これがバレンタインにふさわしい方程式としてあちこちで取り上げられている模様。 しかし計算方法を記した当の PDF の冒頭には「University New South Wales (UNSW)の統計に基づき、オーストラリア人の男性が花嫁を選択する適切な時期の決定に役立つ」とあるのですけど……。結婚できない日人の男性が杓子定規に当てはめても根拠がね……(笑)

  • なぜ年を取ると時間は早く過ぎるのか | スラド サイエンス

    家/.記事に、「なぜ年を取ると時間は早く過ぎるように感じるのか」という記事が出ている。元ネタはwbur.orgの「Why Does Time Fly By As You Get Older?」。 「年を取ると時間が早く過ぎる」と感じる人は多いようで、タレコミ子もその1人である。これは文化や時代、国・地域に関係なく世界共通の現象らしく、心理学の研究テーマにもなっている。研究者らによってこの理由はいくつか説明されているのだが、その1つに「初めての経験はより強烈に記憶に残る」というのがあるらしい。「初めての経験」は脳内により多くの情報を残すため、「それは長い時間だった」と思ってしまうとのこと。 そのほか、神経を伝わる信号の「クロック」が年を取るにつれて遅くなるため、年を取るにつれて時間が実際よりも短く感じられるようになる、というのもあるそうだ。

  • 遺伝子組み換えトウモロコシ、肝機能や腎機能への悪影響が認められる | スラド サイエンス

    モンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシの摂取は腎機能や肝機能を損ねる恐れがあることがラットを使った実験で明らかになったそうだ(家記事)。 実験に使用された遺伝子組み換えトウモロコシは、広域除草剤への耐性がある「Roundup-ready」と呼ばれる1種と、細菌由来のプロテインを含む殺虫属性をもった2種の合計3種類。また、研究にはMonsantoの生データも活用されたという。結論には「複数の遺伝子組み換えトウモロコシをたった90日間与えたラットにて腎機能や肝機能への明らかな悪影響が確認されたため、この種の研究では腎臓と肝臓に焦点を当てる重要性が今回の分析で明らかになった」と記述されており、他にも心臓や副腎、脾臓や血球への影響も確認されたとのことだ。 この論文は昨年12月のInternational Journal of Biological Sciencesに掲載されており、全文閲覧可能

  • 超高速で伸張するカモのペニス、収納された状態から約3分の1秒で20センチに | スラド サイエンス

    イェール大学のPatricia Brennan氏により、カモの仲間である「バリケン」がそのペニスを一瞬で伸ばす様子が記録されたそうだ(WIRED VISIONの記事)。動画はYouTubeで公開されている(若干グロいので注意)。 記事によると、バリケンのペニスは使われないときは完全に縮んでいるそうだが、使用時には約3分の1秒で約20センチにまで伸ばすことができるとのこと。また、バリケンのペニスは螺旋状で、メスのバリケンの生殖器もこれに対応するように螺旋状になっているとのこと。

  • 子供は多少汚い方が健康に育つ | スラド サイエンス

    幼少期に多くの細菌に晒された子供の方が健康に育つということが研究で明らかになったそうだ (The Guardian の記事、家 /. 記事より) 。 カリフォルニア大学医学部の研究チームは、皮膚表面に生息するブドウ球菌が傷の炎症を抑えていることを突き止めたという。ブドウ球菌は皮下に入ってしまうと炎症の原因となるが、表面にいる限りは傷の治癒に役立っているとのことで、皮膚を清潔にしすぎると逆に治癒能力が下がってしまうそうだ。 除菌スプレーや除菌シートが多様される先進国においてアレルギーに苦しむ子供が増えているが、この研究結果は「子供はある程度不衛生な環境にいることで免疫システムが調整されアレルギーを防げる」という学説 (衛生仮説) を裏付けるものであるという。また、今回の研究は衛生仮説を分子基盤の観点からより解き明かすきっかけになると考えられており、炎症性の皮膚疾患の新しい治癒方法へも繋がる

  • ニセ科学フォーラム2009、大阪にて開催 | スラド サイエンス

    今年も「ニセ科学フォーラム」を開催します。 広く一般の方を対象に、私たちのまわりにあふれる「ニセ科学」について考えていこうという集まりです。 今回は、初めての大阪での開催です。「ニセ科学」批判の基姿勢や問題点を整理するとともに、教育への影響を議論し、また実際の訴訟の経緯の報告もおこないます。さらに、ゲストとして大阪大学の藤田さんをお招きし、「脳科学」に関わる「ニセ科学」についてお話していただきます。 以前から「ニセ科学」問題に関心を持っている皆さんだけでなく、新たに興味を抱いた皆さんにも気軽に参加していただきたいと思っています。 今年のプログラムは 「ニセ科学のある風景」 菊池誠(大阪大学サイバーメディアセンター)「教育の世界にはびこるニセ科学」 左巻健男(法政大学生命科学部)「ニセ科学を巡る批判的言論における不法行為責任 名誉毀損訴訟の報告」 天羽優子(山形大学理学部)「大学で扱う科学

  • 菌類にかもされた木材を使い、名器「ストラディバリウス」を超える音色を作りだす | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年09月18日 11時35分 普通の木材で作ったバイオリンも入れて実験してほしいなぁ 部門より バイオリンの世界では、「ストラディバリウス」と呼ばれる楽器が名器として知られている。これは、イタリアのアントニオ・ストラディバリが製作したもので、その音色には使用されている木材が大きな役割を果たしているとされている。 ストラディバリウスで使用されている木材は、中央ヨーロッパで1645年から1715年の間厳しい気候が続いた際のものであり、この頃の樹木は成長が遅かったたため木目が均一であるという特徴をもつそうなのだが、スイスの研究者らが細菌を利用し、このような「木目が均質な木材」を作り出すことに成功したそうだ(ScienceDaily、家/.記事)。 この特殊な菌類は木材の細胞構造を変化させ密度を低下させ、均質性を向上させるという。この処理を施した木材を使いバ

  • オックスフォード大、透明アルミを作り出すことに成功 | スラド サイエンス

    Nature Physicsの論文 [doi.org]を流し読みしてまとめ. ・光吸収の飽和と言うこと自体は昔からよく知られている.これは物体に当てる光をどんどん強くしていくと,可能な励起を使い果たしてしまうためそれ以上の光を与えても吸収は増えず,当てる光は強くなっていくために吸収"率" = 吸収した光(飽和してほぼ一定)/当ててる光 がどんどん小さくなっていくと言うこと.(この場合でも吸収量自体が減っているわけではない.吸収可能な量を遙かに上回る光が照射されているため,大部分が抜けてきているだけ) ・今回Alの内殻励起(L端)に相当するX線を自由電子レーザーを使って超強くしてパルスで当ててみた.すると高強度になるに従って内殻励起が飽和して,吸収"率"はどんどん小さくなった. ・パルス後,内殻に励起されたホールは外殻からの電子の落下で埋まる(オージェ過程)が,この際余剰のエネルギーを放出,

  • 「謎の食中毒」が増加中 | スラド サイエンス

    後短時間で一過性の下痢や嘔吐、という中毒らしい症状を示すものの、原因物質が特定できない中毒がここ数年、首都圏や瀬戸内海沿岸、北陸地方などで相次いでいるそうだ (YOMIURI ONLINE の記事 より) 。 厚生労働省によると、原因物質が特定できない中毒には 主症状が下痢や嘔吐。後、発症まで平均 4 ~ 5 時間程度と短い。軽症で回復も早い。という共通点がある。保健所などが残飯や吐しゃ物を検査しても原因となる細菌や毒素などが検出されず、原因が特定されていない。中毒と断定されるには至らなかった有症苦情事案にも同様ケースがあるといい、保健所は「再発防止策の取りようがない」と対応に苦慮している。 一方、山陽新聞の紙面によると「アンケートより特定の材が浮かび上がっているが因果関係が不明なため風評被害を防ぐため公表を控えている」とのこと。

  • スナイパーから身を護るバイオニック・ボディアーマー、IBMが特許申請 | スラド サイエンス

    IBMがバイオニック・ボディアーマーの特許を申請したそうだ(家記事より)。 このボディアーマーは長距離銃撃から身を護るためのもので、接近する弾などを感知し、弾道を回避するよう筋肉に刺激を与えるというもの。特許には「(スナイパーなどの)射手が弾丸を発射するときは、すばやく逃亡できるよう、可能な限りターゲットから遠くに位置をとるのが一般的である。一例として、スナイパーによる遠方からの狙撃の最高記録は2500メートルであり、この場合、銃弾などの発射体の飛行時間は4秒ほどである。もしターゲットがこれに気付いた場合、ただ身をかわすだけで充分に回避可能である」とのこと。発射体を感知したアーマーは弾道を計算し、「接近する発射体との接触を回避するよう所定の挙動で動くようターゲットを刺激する」という仕組みだそうだ。 着弾まで4秒もかかるのは当に長距離からの狙撃のみだと思うが、何秒ほど時間があれば回避行動

  • カゼイ菌を服用することで花粉症を軽減できるという実験結果が発表される | スラド サイエンス

    「善玉菌」などと呼ばれている特定のバクテリアを含む飲料を服用することで、花粉症の原因となる免疫反応を抑えることができたという実験結果が、イギリスの研究者によって発表されました(Rautersの記事、原論文)。 この発表を行ったのは、英ノリッジ品研究所のClaudio Nicoletti氏ら。花粉症を患っている被験者にカゼイ菌を含む乳製品飲料を5か月に渡って毎日飲用させ、その血液を調査したところ、アレルギーを引き起こす抗体の数がカゼイ菌を服用していない被験者と比べて少ないレベルになる、という結果が得られたそうです。さらに、アレルギー反応を防ぐ役割を持つIgGと呼ばれる抗体の数はより増加していたそうで、これらの変化により花粉症の症状を低減することができるとのこと。 日でもヨーグルトや乳製品が花粉症に効くという話はよく言われていますが、その効果が正しく実証されたということで、これを活用して花

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