RDS で、大量のIO を伴う処理を行うと、処理途中で性能が大きく劣化することがあります。 不要になった大量の過去データをバッチで削除する時によく発生します。 これは、ストレージへの IO を規定量より高い頻度で行った時に減少するクレジットがあり、それが 0 になった時、パフォーマンスに制限がかかってしまうためです。 制限のかかった状態では通常通りのサービス運用はできなくなってしまうため、過去データ削除などの高負荷のバッチは、RDSのモニタリングページを見ながら注意深く実施する必要があります。 今回は、パフォーマンス低下を避けるために確認すべき RDS クレジットのメトリクスについて書きます。 各メトリクスの詳細は、AWS の公式ドキュメントに詳細な解説があります。 高負荷な処理を行う際に確認すべきメトリクス EBS Byte Balance AWS のドキュメントによると、「RDS デー
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