『ニューヨークの魔法のかかり方』 岡田 光世 (著) 文春文庫あらすじ人と接するのが怖い時も、スッと心が軽くなる。そんな、泣きたくなるほど愛しく感じられる話を、英語の小粋なフレーズとともに贈る。「ニューヨークの解けない魔法」シリーズ第8弾。 ニューヨークで起こる印象的な出来事を綴るちょっとした会話がそこかしこではじまる。人懐こくてお節介。 それは孤独であることを理解しているから、その時一度きりの出会いを大切にしているため。 著者が、そうしたニューヨーカーたちとの、時におかしく、時に哀しみを伴うような出来事を、印象的な英語のワンフレーズとともに綴ります。 まとめ読めば、通りすがりの人にもちょっとした親切をしたくなるような、知らない人と他愛もない話をしたくなるような、そんな気持ちになります。 それは、この本の魔法にかかってしまったのかもしれません。 心の中に置いて置いて、たまに取り出して味わ