セールスフォース・ドットコムは12月15日、パートナーによるクラウド型アプリケーションの開発・提供を支援する「OEMパートナー・プログラム」を発表した。同プログラムでは、パートナーが同社のプラットフォーム「Force.com」上で独自の商用アプリケーションを開発し、一般市場に提供することが可能だ。 セールスフォース・ドットコム 代表取締役社長 宇陀栄次氏 代表取締役社長を務める宇陀栄次氏は、「クラウドはGoogleやAmazonが寡占すべき技術ではない。中小企業を含め、すべての企業に対してチャンスを与えるのがクラウド。ただし、セキュアなデータセンターが必要など、クラウドビジネスへの参入の敷居は高い。OEMパートナー・プログラムの提供によって、クラウドビジネスを手がけるベンダー、クラウドを利用できる企業を増やし、クラウドの利用を加速させたい」と述べた。 ISVはこれまでも同社のライセンスを販