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2006年2月8日のブックマーク (3件)

  • 周縁について - end-of-scan

    サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は、そして20世紀のアメリカ小説(純文学・SF・ミステリー)は「ライ麦畑から落ちた」者たちを描いていた。 実際、文学はずっと周縁に焦点をあてていた。大江健三郎は、自身の文章創作ので、周縁についてこう述べている。 周縁性に立つ側の人間、周縁性という条件づけにおいて「異化」されている人間を、文学的モデルとして積極的につくりだすこと。それはわれわれの文学の中心指向性、単一化の大勢を批評的に乗り越えるための、想像力の訓練である。 神話の役割は周縁との往還にあった。トリックスターとは周縁と中心を行き来するものである。現代でも冥界下りの構造をとる文学は多く見られる(「海辺のカフカ」ですらそうだ)。主人公たちは、神話の方法論のおかげで周縁へ赴き帰還する。 今はどうだろう。周縁を意識することはないように思う。ネットによって繋がることで周縁は周縁でなくなり中

    周縁について - end-of-scan
    tkhr-9
    tkhr-9 2006/02/08
    ライ麦畑から落ちた子供たちを引き上げる"権威"がなくなったから、墜落し続ける彼らは自ら繋がるしかなかった。自らを救済する"ネット"になったのだ。
  • ジョブズCEOを英雄視する人たちの謎(上)

    ジョブズCEOを英雄視する人たちの謎(上) 2006年2月 7日 コメント: トラックバック (0) Tony Long 2006年02月07日 同僚のリアンダー・カーニー記者は先月末、米アップルコンピュータ社のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)と米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長を比較し、慈善活動に関して言えばジョブズCEOはゲイツ会長にはるかに及ばないという内容のコラム(日語版記事)を書き、これに異議を唱える大勢の読者からメッタ切りにされた(日語版記事)。 私自身は、このコラムの内容には別に興味はない。自由市場で搾取を行なっている人間なんてどれも似たり寄ったりだ。良心の呵責から、あるいは金の力で天国へ行くために、自分の資産をどれだけ投げ出そうが、質は変わらない。それより私は、あなたがた読者のことが気になる。あなたがたに見られる盲目的な英雄崇拝の傾向が気になる。いったい

    tkhr-9
    tkhr-9 2006/02/08
    そして、偉大なジョブズCEOの言葉を一語一句聞き逃さず、「天才だ」「神だ」といった言葉が口から自然と出てくる。
  • 愛という幻想の恋愛ファシズム

    いい加減、ここまで粘着する自分のアホさ加減にうんざりだし 読んでくださっておられる読者様もうんざりだろうけど 今回の神田先生のブログネタです。 申し訳ないですが、お付き合いください。 ■ルックス=ゴキブリ効果 お姉さんの「男の恋愛相談室」 :誉めない風土 - livedoor Blog(ブログ) 女性を褒めるのは結構。 素晴らしいことである。 ただ、それを全ての男性にしろというのは無理であるのも確か。 なぜか? 褒めること自体が女性に嫌がられる一部の男性がいるからである。 好きな男 嫌いな男 こっちでpartygirlさんが素晴らしく簡潔にまとめてくれてるので ちと引用させていただくが 顔が良ければ、世間(の女)は、もっと味方しただろう。 (あんたの金と関係ない)女は顔について行く。 彼がイケメンなら女性誌が取り上げまくっただろう。 同じことをやっても ぶさ♂=礼儀知らず  イケメン=ワイ

    愛という幻想の恋愛ファシズム
    tkhr-9
    tkhr-9 2006/02/08
    ぶさ♂に未来なんてない。影でこそこそゴキブリのように生きれ。