このシリーズに関しては、「日本はこういうところがダメだ」という書き方はなるべくしない方針でやってきたのだが、いくつか日本の特殊出生率1.25について、アメリカと日本の比較の話を読んでしまって、つい言いたくなってしまった。 出生率向上は米国にも学んだら: 極東ブログ error 「愛国心」との関連性については全くコメントのしようがないが、「アメリカの子供の数」の話は、生活感覚として、白人の家庭でも一般に子供がいる家が多く、数も多いような感じがする。さて、それはナゼか? 日本とアメリカしか比べられないが、私的には、「アメリカは親に甘いから」だと思う。 昔、竹内久美子さんという動物学者の本が流行したことがある。「身勝手な遺伝子」論で、男と女の話などをスルドく面白く解説していて、一時はまって読んだ。その中の一つに、「イギリスのような、ロクなもの食べていない国ほど、偉大な科学者を多く出すのはなぜか」
1998年金融・企業財務に関する総合コンサルティングを行うKPMGフィナンシャルサービスコンサルティング株式会社を創業。 2005年7月より金融知識を中核とした総合サービスを提供する持株会社として株式会社フィナンシャルに社名変更、現在は代表を務める。 グループ会社で金融経済誌『フィナンシャル ジャパン』を発行するナレッジフォア株式会社代表取締役会長。 また、経済同友会 消費者問題委員会 副委員長、日本内部統制研究学会 理事、日本公認不正検査士協会 評議員、日本サッカーミュージアム アドバイザリーボード座長などを務める。 皆さん、こんにちは。木村剛です。「顧客接点創造マーケティングアウトの目」さんから、「30年とか50年と言う単位で見れば、人口が多い国が遅かれ早かれ経済的にもトップクラスを形成すると思う。その時には恐らく、米国も日本も黄昏れてくるのは避けられないだろう」という予
ウチの息子は、アメリカの現地校と日本語補習校の両方並行して行っているので、両国の子供の教育の進み具合がつぶさにわかって、なかなか面白い。アメリカといっても、州によって教育要綱が違うので、下記はカリフォルニア州の話。 一般に算数は日本のほうが進んでいると言われる。確かに、少し日本の学校のほうが進んでいるかもしれないが、ウチの息子は早生まれで、日本の学校のほうが半年ぐらい進んでいる勘定になるので、それほどものすごい差があるようには思えない。最近、カリフォルニアでは「算数の新教育方針」というのが出て、概念を一つずつしっかりと覚えて進んでいくのではなく、やや難しい概念でも小さいうちにざぁっと紹介し、完全に消化しないでもよくて、次の年、またその次の年にもうちょっと進んだやり方でまた同じ概念に戻ってきて、スパイラル式にだんだんと消化するというプログラムをやっている。そのため、割り算もちょこっとしかやっ
2006年04月26日22:30 カテゴリ アメリカの自縛。 1ガロン=3.5ドルのガソリンは、アメリカ人にとって増税と同じこと。そのおかげで儲かっているのが大統領のお友達のテキサスの石油会社なのですから、支持率が落ちるのも当然です。おまけにイラク戦争は解決が見えない状態で、となりのイランも情勢が不透明になってきた。お金のかかる軍隊は財政赤字を大きくし、さらに中国からは安い品々が入ってきて、売れるハイブリッド車は日本製だから、貿易赤字もなかなか減りません。 為替は、私の予想とは逆に1USドル=114円の円高&ドル安になりましたが、これはG7で「不均衡」が大きなテーマになったからだと思います。「不均衡」というのは、国も個人も借金だらけのアメリカが、あいかわらずバンバン消費を続けている一方で、中国がガンガン輸出で稼いで黒字を積み上げているという話ですね。ドルがユーロや円など他の通貨に対して安く
保険会社のテレビCM。 「連合保険はあなたの財産を守ります」 「財産」というところで画面に映るのは、白人家族の立派な邸宅と、その家の庭の植え込みを刈る黒人の少年。彼は家や自動車と同じ、この家の財産、つまり奴隷なのだ。 これは黒人奴隷制度が今も続く、もう一つのアメリカのテレビCMなのだ。 映画『C.S.A. Confederate States of America』は、「もし南北戦争の勝敗を決したゲティスバーグの戦いで南部連合が勝利していたら?」というニセ・ドキュメンタリー。 南部軍は首都ワシントンを陥落し、アメリカ合衆国United States of Americaは滅んだ。そしてアメリカ連合国Confederate States of America がアメリカ全土を支配する。USAではなくて、CSAだ。 この映画『CSA』は、イギリス国営放送が製作したCSAの歴史についての教育番組
アメリカのケーブルTV局「FX」開局以来の驚異的視聴率で全米400万人が見たといわれる新番組『Black. White.』。 ハリウッド最新の特殊メイク技術で、白人一家を黒人一家に、黒人一家を白人一家に変身させ、違う人種としての生活を体験させるリアリティTVだ。 実験台になる白人家族はカリフォルニアに住むワーゲル一家(右の写真) ブルーノ父さんは47歳の教師で、自分は黒人に対する差別意識がないと信じている。 カーメン母さんは48歳だが、その年まで白人以外とはほとんど交流がない。 一人娘のローズはブロンドでニキビに悩むどこにでもいる女子高生。 黒人家族は人種差別の根強い南部ジョージアから来たスパークス一家 ブライアン父さんは41歳で大卒のインテリだが人種差別を経験してきたという。 レニー母さんは38歳でやはり大卒。この家族は中産階級だ。 一人息子のニックはハンサムだが、内向的な少年。 彼らが
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