2024年4月に民間企業の「障害者雇用率(法定雇用率)」が2.3%から2.5%へ引き上げられる。さらに26年7月からは2.7%に引き上げられることが決定しており、障害者雇用への積極的な取り組みが求められている。 とはいえ、業務の切り出しに苦戦したり、障害者も働きやすい環境作りに頭を悩ませたりする企業が多いのが現状だ。 そんな中、DMM.comでは専門部署「ビジネスクリエーション部」(BC部)を立ち上げ、障害者雇用に力を入れている。 BC部では15年からリモートワークに注目し、障害のある従業員にとって難しい「通勤の困難」を解消。業務の幅も広げ、部署設立から8年目の22年度には初めて黒字化(人件費と販管費を上回る売り上げを上げた状態)を達成した。 この黒字化を達成するまでには、障害者雇用において解消すべきさまざまな課題があったと、BC部の梶進一部長は話す。
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