12/1、僕が未来の党からの立候補打診を1日考えぬいた末にお断りした日。 その夜、翌日に新党「今はひとり」を立ち上げることになる俳優の山本太郎くんと赤坂の沖縄居酒屋でお会いした。 「脱原発を掲げる党の皆さんも、まだまだ全然甘いと思いませんか?」 「僕は脱原発でもありますが、むしろ脱被曝なんです」 「ホットスポットの子供たち、大人たちを一刻も早く避難できるように道筋をつくらないと」 「時間がないんです」 「僕は、自分の意見で出たいので無所属で出ます。或いは、党をつくります」 彼の覚悟の太さと、まっすぐな目をみて、今回の衆院選はこの人を全力で応援しようと決めた。 クリアファイルからはみ出た選挙ポスターのゲラ刷りには、彼の写真の上にこう書いてあった。 「本当のことを言って、何か不都合でも?」 彼の本気に、 もはや彼自身ではない何かに突き走らされることを受容した姿に、 醒めていると思っていた自分の
昨日、片山さつき氏の人権天賦説放棄発言についての記事を書いたが、この記事に対する反応で、「権利行使に義務が伴うことは自然」という反論をする人がtwitterなどを見るとちらほらいたようである。 この、「権利行使には義務が伴う」というフレーズほど、誤解されているものは無いと僕は思う。今日は、その指摘をしておこう。 よくある間違いなのだが、この「権利行使には義務が伴う」というのは、「義務を果たすことによって、初めて権利が付与される」という意味ではない。権利行使を義務の対価と考えるのは、(近代の自由主義的な考え方の下では)正しくない。例えば、かつては日本にも一定額以上納税をしないと選挙権が無かったという暗い時代があったわけだが、「権利を義務の対価」と考えると、このような考え方を肯定することになりかねない。 「権利行使には義務が伴う」というのは、もっと単純な話である。例えば、僕には選挙権がある。投
前回の「表現者の才能について考える」では、どんな人が突出した表現者になりうるのか? という話を書きました。 今回は、類まれなる表現者である糸井重里さんのスピーチから話をはじめてみたいと思います。 ■「普通の人以上に普通のことを考えられる」 先日、糸井さんは東京コピーライターズクラブでスピーチをされました(関連サイト)。その時の様子を引用します。 やればやるほど、普通の人になっていく。 それがコピーライターという職業じゃないかな、とこの頃思うようになった。 (中略) 普通の人以上に普通のことを考えられる。 今日いただいたホールオブフェイムは普通の人の証。 これをもってさらに磨きをかけた取り柄のない人になっていこうと思う。 いやあ、深いですね。 糸井さんはどう考えても普通の人ではないわけです。でも普通の人になっていくんだとおっしゃいます。結果についての説明でもあり、決意表明でもありそうです。こ
↓忘れずに、最初にクリックお願いします。↓ 「国の借金958兆円 最大更新」 画像は2012年2月11日付産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000116-jij-pol 国の借金958兆円=過去最大、国民1人で750万円―昨年12月末 時事通信 2月10日(金)17時13分配信 財務省は10日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が2011年12月末で958兆6385億円となり、過去最大を更新したと発表した。前回公表の11年9月末より4兆2205億円増えた。今年1月1日時点の推計人口で割ると、国民1人当たり約750万円の借金を負っている計算になる。 借金増加は、高齢化に伴う社会保障関係費の増大や東日本大震災の復興費などを国債増発で賄ったことが主因。この結果、建設国債や赤字国債、復興債を含む普通国債は662兆
夏の尻尾が見えてきた。夜風が涼しく気持ちのよい睡眠が過ごせるこの季節。 ふと、この言葉を思い出す。 「誰も君のことなんか見ていない。」 これは僕が今の自分たる原点でもある気付きだ。今日は学生の皆へ届けるブログにしようと思う。 僕は札幌の隅っこのど田舎で高校を卒業し、大学で京都に移り住んだ。 4年間通った大学は、入った時は賢くても卒業したら馬鹿になってる、なんて影で言われるような学部で。 物凄い数の入学生がいることでも有名な大学だ。ちなみに僕は賢くもないので卒業したら、どうなってしまうのか不安でしょうがなかった。そんな19歳。 隣に並ぶ同学年の学生だけでも下手すると1000人以上いたと思う。 色々な地方から出てきて訛りもバラバラでラーメンへのこだわりは地方ごとに違って、日本の文化をごった煮にしたようなカオスな学部だった。たぶん、僕がいた学部だけじゃないけれど。 皆、色々なサークルへ入るのを横
目次 はじめに 教える前に 教える前に、学ぶ 教える前に、自分を整える 教える前に、相手を整える 教えるとは、ドラマを演じること ここは舞台、あなたは演技者 型にはまらず、ダイナミックに 教えるとは、ガイドすること 生徒の知っていることからはじめましょう 全体像を伝えましょう すべてを教えてはいけません 教えるときの二刀流 二つの方法 二つの表現 語るか聞くか メタな立場 広さと深さ 教えるとは、生徒との対話 教えることは、知識を伝えるだけじゃない 対話は一方通行じゃない 対話の進み方は一定じゃない 対話は謙虚に 教えるとは、はげますこと、ほめること 安心して質問できますか 生徒をおどかしてはいけません 生徒をばかにしてはいけません 生徒を恐れてはいけません 優秀な生徒と期待にそわない生徒 ところで、いつまで教えるつもり? 付記:父の思い出 付記:教えることについての独り言 読者のみなさん
OPINION 「頑張らなければいけない」空気に、人が組織で取り囲まれる怖さ-渡辺美樹氏、木村剛氏を観察した私の経験から / 記事一覧 ワタミ、素晴らしい会社だと思うが…ー出来すぎるトップの功罪 もう旧聞に属する話かもしれないが、ワタミグループで、長時間勤務を繰り返した26歳の女性社員が08年に自殺した問題で、今年2月に過労による労災認定が下りた。とても気の毒な話で、亡くなった女性に心から哀悼の気持ちを表明したい。 ワタミの創業者で現会長の渡辺美樹氏の以下のツイッターが事件に波紋を広げた。 「社員の幸せ」「労務管理できていなかったとの認識はない」という表現に戸惑った。この事件の細かな事実関係を私は報道以上に知らない。渡辺氏は誠実な方なのだろうが、このツイートは残念だった。 ただし、こうした悲劇が渡辺氏の周囲に起こりやすい状況であったとは、推測できる。私は渡辺氏には2度、記者として取
東日本大震災で大津波警報が出された茨城県の大洗町は、「避難せよ」などの命令調の表現を使って、防災行政無線で住民に避難を呼び掛けていた。さらに放送内容を次々と差し替えて、長時間にわたって放送を行っていた。この大洗の防災行政無線の放送について、ことばや表現の面から報告するとともに、津波避難を促すのにどのような効果を与えた可能性があるのか、心理的な働きの視点などから考察する。 「緊急避難命令、緊急避難命令」。 「大至急、高台に避難せよ」。 これらは3月11日の東日本大震災で大津波警報が出された茨城県大洗町が、住民に避難を呼びかけた防災行政無線放送の「命令調」の文言である。東日本大震災では沿岸部に巨大津波が押し寄せ、東北地方を中心に大勢の死者・行方不明者が出た。茨城県では津波によって6人が亡くなったが、茨城県大洗町では、4メートルを超える津波に襲われながら、津波による死者は1人もなかった。津波の規
2011年09月04日 衝撃を受けた名文・美文 Tweet 0コメント |2011年09月04日 18:00|書籍・読書|Editタグ :名文 >http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1299405737/ 当ブログサイトはアフィリエイト広告、バナー広告を利用しています。 378 :(新潟・東北):2011/03/06(日) 20:02:45.64 ID:nBlBjYX5O 三島由紀夫の夏から秋に季節か移り変わるときの表現とか この女マジで俺の事好きになったんだなー俺ホモなのに の表現 409 :(東京都):2011/03/06(日) 20:06:15.83 ID:zUKaUpng0 「俺がシド・ヴィシャスって大っ嫌いなの知ってるだろ。何でだろうなって考えて、最近わかったんだ。 あれはね、シドが嫌いなんじゃなくて、まつわる物語が気に入らないんだよ。そ
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