人気アニメ『劇場版「鬼滅の刃(きめつのやいば)」無限列車編』が10月16日から全国の劇場で公開中だ。主人公の竈門(かまど)炭治郎やその仲間たちが、闇を走る蒸気機関車(SL)「無限列車」の中で敵である「鬼」に立ち向かうというストーリーだ。列車が舞台ということもあり、JR東日本とJR九州がそれぞれ、独自のコラボ列車を走らせている。 台風一過で晴れ渡った10月11日、群馬県の横川駅から高崎駅に向けて、SLが走り出した。信越本線・高崎―横川間を運行する「SLぐんま よこかわ」に鬼滅の刃のヘッドマークや内装を施したコラボ列車「無限列車特別仕様SL」である。 旧型客車が木目調にリニューアル 動き出した列車の窓から親子連れ客が歓声を上げているのが見えた。ほかの窓では登場人物と同じコスプレをした若い女性客が手を振っている。駅ホームではJR東日本の社員たちが登場人物の扮装をして列車を見送った。炭治郎と同じ緑