はじめに WARP17はJuniperがオープンソースとして公開している高機能なパケットジェネレータです。サーバから10Gbpsの負荷を流せるオープンソースのパケットジェネレーターを探していたところ@kazubuさんから紹介してもらいました。試してみたところさすがJuniperが作っているだけあって完成度の高いソフトであると感じましたので、私が試した限りの構築ノウハウを共有したいと思います。 WARP17の特徴 DPDK対応なのでサーバのスペックを最大限生かしてトラフィックを生成可能 流れているトラフィック量をリアルタイムにモニター可能(Juniperのmonitorコマンドのイメージ) L7通信を擬似可能(現状はhttpのみ。今後拡張予定)なので色々な検証に応用できそう。 試験の自動化を行うためのPython/Perl API機能有り。 また、以下のように様々な検証構成を組むことができる