メタソフト CTO 早川てつろう 最終回 「語りえぬこと」〜言語の限界〜とは この連載も,いよいよ最終回となった。最後に,「論考」の結びの言葉である「語りえぬものについては沈黙せざるをえない」と,プログラミング言語の関係について考えてみたい。 メタソフト CTO 早川てつろう 第11回 オブジェクトは現実世界の像だ 前回,オブジェクトと変数について話をした。今回は,このテーマを補足する意味で,ウィトゲンシュタインの「像」という概念について説明する。 メタソフト CTO 早川てつろう 第10回 オブジェクトは変数だ プログラムを作るには,どんなプログラムを作るかという設計図が必要だ。この設計図のことを通常,「詳細仕様書」や「プログラム仕様書」と呼ぶ。プログラマは,それらの仕様書に従ってプログラムを作る。 メタソフト CTO 早川てつろう 第9回 プログラミングと実行 プログラミング言語で書か
人間は2つのタイプに分けられるという。自分の能力は固定して変わらないと考える人(fixed mindset=固定思考)と、ずっと成長し続けると考える人(growth mindset=成長思考)である。スタンフォード大学の心理学の教授で「Mindset -- The New Psychology of Success」の著者のキャロル・ドウェック(Carol Dweck)の発言である。ラジオ番組Tech Nationでのドウェックへのインタビューの最初でそう述べている。リンク先ではインタビューのMP3ファイルがダウンロードできる。このブログ記事はそのインタビューの内容紹介である。 能力を固定的に考えている固定思考の人にとって、人生とは失敗を犯さず、知的に見えるように振る舞い、自我を誇示することを通じて自分の存在を証明することであり、成長は関係がない。成長し続けると考える成長思考の人にとっては
「幸せ」や「幸福感」って、学術的に説明・定義するとなんですか? 実験心理学や、脳科学といった計測可能なアプローチをとる学問の観点から答えてください。 哲学的な回答や、宗教的な回答は、いりません。
メタ法価値論(メタほうかちろん)は、正義論を含む法価値論の一分野。どのような行為やルールが「正しい」かを論じるのではなく、ある行為やルールの「正しさ」を判定するための規準そのものを論じる。分析的法価値論(ぶんせきてきほうかちろん)ともいう。 これに対して、ある「正しさ」の規準に照らして、どのような行為やルールが「正しい」かを論じる分野を、規範的法価値論(きはんてきほうかちろん)という。 一体「正しさ」を判定する客観的規準は存在しうるものなのかどうか、もし存在するのであればそれはいかなるものなのか。メタ法価値論にとどまらず、倫理学一般においては、客観的価値の存否をめぐる諸説について、以下に例示するように、さまざまな類型化がこころみられてきている。 客観説 / 主観説 認識説 / 非認識説 自然主義 / 直観主義 / 情緒主義 還元説 / 非還元説 一元論 / 二元論 ここでは、碧海純一による
■僕たちは限りなく同じである。 「「クオリア」はなぜ語りえないのか。」(http://d.hatena.ne.jp/pikarrr/20051222)で示しましたが、クオリア(意味)が語り得ないのは、対象があり、意味へと変換するのは、因果律ではなく、その間に解釈項が入るためです。意味が主観であるのは、解釈項が「私」であるからです。だから私の解釈とあなたの解釈は異なる故に、対象のクオリア(意味)は主観であり、語り得ないのです。 しかし意味が主観だけでは、間主観性、すなわちコミュニケーションがなりたちません。そのために解釈項は「限りなく同じ」なのです。すなわち、あなたと私は「限りなく同じ」なのです。 クオリア(意味)=①遺伝子による進化上の経験+②言語による文明的経験+③生まれてからの記憶された経験 ボクがこのようにいうときに、「①遺伝子による進化上の経験」は人間では限りなく共通です(時間的に
クオリア・マニフェスト 茂木健一郎 http://www.qualia-manifesto.com/manifesto.j.html 私たちの世界観の中で心的現象が本来占める重要性に対するいきいきとした感受性を持ち、心の中の様々な表象(representation、Vorstellung)の重要性を指摘したのが、フッサール、ハイデガーらの現象学者たちであった。 私たちの心の中のクオリアを「私」が見るという構造は、「私」という「主観性」(subjectivity)の構造に支えられている。「私が赤を見る」という心的体験のうち、「赤」の「赤い感じ」がクオリアであり、一方、「私が○○を見る」という構造が主観性である。このように、クオリアと主観性は、表裏一体の関係にある。これが、私たちがクオリアと主観性を同一のフレームワークの中で理解しなければならない理由である。 主観性の起源の解明のためには、クオ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く