かつて20世紀後半の日本には馬蹄形の便座があった。 この便座に腰かけると、そこには何の問題も無かった。男性にとってもノーストレスだった。 しかし、温水洗浄便座が我が国に普及し始めた頃、馬蹄形便座は姿を消し、円形の便座によって天下統一が為された。 温水洗浄便座の普及は確かに人民への福音であった。しかし、その影で馬蹄形便座が消えたことを忘れてはならない。 円形便座に腰かけると、我が男根の先端が便座に触れてしまう。これは何を意味するか? これはつまり、公共のトイレで便座に腰掛ける時、我々はそれ以前にそこに座っていた不特定多数の男性達と男根による間接キッスをしているのだ! 馬蹄形便座の復活を我は心より待ち望む。 6/3追記 手で押さえるべし、という意見があるが、勿論押さえている。座ってから押さえるまでの間に触れてしまうのである。 深く腰掛けよ、という意見もあるが、時々「深く腰掛けすぎる」利用者のせ
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