都会を始め、山あいの村、離島にいたるまで、全国津々浦々にあるさまざまな医療機関では、住民の命を守るために医師や看護師たちが日々奮闘しているわけじゃ。そして皆の目にはあまり触れないが、医療機関に医療機器を届ける販売業者がいなければならないのじゃ。ガーゼや脱脂綿や注射器などの小さなものから、レントゲンやCTなどの大きなものまで、必要な医療機器がなければ医師は診察や治療を行うことができないからな。特に2011年3月に起きた東日本大震災のときは、医療機器販売業の人たちは被災地の病院や避難所に医療機器をいろいろな方法で届け、被災地に来てくれた医師たちとともに多くの命を支えたそうじゃ。これらのエピソードも含め、医療機器販売業の役割について聞いてきたぞ。 (2013年2月27日)